ファイターズの新球場移転の話、ひとまず北広島市に内定した。
あとは諸問題の調整などがあるが、今までの北広島市の対応を見ていると、円滑に物事が進捗していくだろう。
今年に入って、ある情報筋(スポーツ関連)から、一転札幌ドームに残留(株式の売買も含む)するという仰天情報も耳にしたが、札幌市の高飛車な態度にファイターズ側が見切りをつけたのだろう。
いずれにしても、地元で圧倒的な支持を得ているファイターズが札幌市から出ていくことになる。
ハッキリ言って、北広島市の上野市長と札幌市の秋元市長の差、具体的にいえば器量の差、首長としてのリーダーシップ(牽引力)の違いが如実に出たまでである。
札幌市は200万人近い大都市を、このような市長でやっていて大丈夫なのだろうか?正直なところ、前途多難であり、不安しか見当たらないだろう。今回のファイターズ流出はその一例に過ぎない。
札幌市は都市の規模に対して経済力が(そして行政の遂行力、加えてマンパワーも)足りないにも関わらず、2026年の冬季五輪の招致に動いている。
五輪招致に関しても、東京(2020年大会)みたいに当初予算より膨れることが見えているのに、それでも固執するのは正気の沙汰ではないと思う。
それより、地に足をつけて、地道にやるべきことがたくさんあるはずなのに・・・。このまま無能な市長に行政を任せていては札幌市(そして北海道)も間もなく地に落ちてしまうかもしれない。
生まれ育った場所を悪くは言いたくないが、それくらい厳しい状況なのに、危機感が足りない。そういう風土と言われてしまえば、それまでだが、そこには多大な物足りなさを感じていた。
私事ではあるが、昨夏より首都圏に拠点を構えたのも、そんな雰囲気に我慢出来なくなったのが大きな理由でもあった。
もちろん、先々に向けた可能性にも(当たり前だが)大きな差があり、意欲的でエネルギッシュな人が首都圏にたくさんいて、何事にもレスポンスが素早いのも、私には適していた。
今回のニュースから、札幌市は今まで以上に危機感を感じないと、今後はより一層苦境に立たされるだろう。ホントに頑張ってほしいけどね。
役人、ですね。