虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

悩ましい季節

2022-02-28 06:59:55 | 健康
今日で短い2月が終わります。
時を合わせるように(土曜くらいから)関東地方も春めいてきました。

昨日の日中は軽く汗ばむほどの陽気で、最高気温も15℃オーバーと過ごしやすい気候です。
ちょうど運動指導があったので、心地よい汗を流せました。

そうすると悩ましいのは「花粉」です。
関東のスギ花粉はこちらへ来た当初何ともなかったのですが、3回目(2020年)の春から疼き始め、昨春からは…。
今年の花粉の飛散量はどうなんでしょうか?

コロナ(第6波)もありますが、風邪予防、そして花粉対策など、日頃からマスクをして過ごすのが良さそうです。
現代において、マスクは必需品となりました。
夏の鬱陶しいこと、そしてメガネが曇ることを除けば、嵩張らないですし便利ですからね。

㎰、今日は黒いマスクをして過ごします。


親の問題が大きいよね。

2022-02-27 06:48:15 | 社会
クーリエジャパンより。

中国、上海市内を走る地下鉄の車内で、2人の女性が激しい言い争いを繰り広げている。
口論をしているのは年配の女性と、子どもを連れた若い女性。2人は一体何を言い争っているのか…。

中国のネットメディア「搜狐」によると、年配の女性は、子どもが靴を履いたまま座席に立って遊んでいるのを見て、「母親から子どもに注意できないのか。あなたは非常識だ」と指摘したという。

それを聞いた母親は、「子どもはあなたに席を譲ったのに、あなたは座らなかった。どうして非常識だと言われなければならないのか。あなたこそ非常識だ!」と反論。

平行線をたどったまま口論はヒートアップ。
その様子を車内にいた乗客が録画し、ネット上に投稿したところ、大きな話題になった。

動画を見たネットユーザーからは、「年配の女性が正しいね。お母さんにビンタしてやってもいいくらいだよ」「圧倒的に年配の女性を支持するよ。このままだとこの子どもがダメになってしまう」「この親にしてこの子ありだね」と年配の女性を支持する声が数多く寄せられた。<了>

この記事のように、口論にならないことが我が国では多いと思うが、「子どもが靴を履いたまま、座席に立って遊んでいる」場面は度々見かける光景である。
何も注意しない親がどうかしていると思うなぁ。
再三注意しても同じ間違いを繰り返すのが幼子(幼児)である。

乗っているのは自家用車ではなく、公共交通なのだ。
公共の乗り物なら、幼い子どもであっても社会の決まり(ルール、マナー)に従わせるべき。

このようなことは幼いころから躾ける必要があるのに、親がそれを怠っているようにしか見えない。
最近そのような親が増えているのは由々しきこと。
自分勝手な親(大人)から… ※これ以上は言うまい。

おそらく、その不始末な光景を見て、不愉快な思いを抱いている諸氏も多いのではなかろうか?
日本も中国のことをとやかく言える状態ではないと、この記事を読んで感じたのである。

今は種まきの時期

2022-02-26 06:46:33 | スポーツ
スポーツ報知より。

日本ハム・新庄剛志監督の依頼に応えて臨時コーチ就任を快諾したスポーツ庁・室伏広治長官が24日、名護キャンプを訪問した。
室伏氏は同日午前、室内練習場で早速、選手らにストレッチの実演指導。
上着を脱いでTシャツ姿になると、新庄監督はあまりの太さに目を丸くする場面もあった。

室伏氏からの、選手たちへの金言連発にビッグボスは「(室伏氏は)47歳だよ。(年下でも)敬語を使っている。貫禄がある。本当に野手がバッティングしたらボールが割れないか心配。みんなの打ち方は室伏君に教えてもらったら変わってくると思う。『うわっ、こんなにすごい人なんだ!』と思って教えてもらったことをやってみよう、室伏さんのようになれるんだと思ってもらえたらいいね」と興奮気味に話した。

また「さすがですよ。選手にコロナとか何かあってはいけないとたぶんマスクを4枚くらいしている」と気遣いにも感謝した。
今キャンプではタレントの武井壮が2、3に走りのスペシャリストとして指導。元阪神・赤星憲広氏は7日に走塁技術などを伝授した。<了>

次々と臨時コーチを呼ぶ、新庄監督(BB:BigBoss)の人脈と従来(既存)の考えに固執しない柔軟性は素晴らしいね。
スポーツ庁の長官であり、元トップアスリートの室伏氏を呼ぶのは、なかなかできないことですよ!

そのことにより、レギュラーコーチの存在が云々といわれるが、彼らだって吸収できる部分は大いにあるはず。
もちろん、選手たちは貪欲に吸収すれば、今後の野球だけでなく人生の糧になっていくに違いない。
そこに刺激を与えて、活性化させたいのが直近の狙いだろうし、もっと深い部分に重きがあるのかもしれない。

ここ数年、ファイターズは低迷していた。
それも情けないほど、レベルが低いところで…。
今季も戦力的には乏しいので、シーズンを通じて厳しい戦いを強いられるだろう。

だが、数年後に一気に芽吹き、色とりどりに花を咲かせる気配は感じられる。
そのための新庄BBの起用だったに違いない。

そこをどのようにコーディネートしていくのか、日本ハム首脳(球団・現場)の手腕にも注目です。
まずは稲葉GM・新庄BB体制で、結果が出なくても辛抱強く、3年は様子を見てみたいなぁ。

あとは球団や取り巻きが我慢できるか否か?
そこに、この体制(+取り組み)の命運がかかっていると思う。

㎰、新庄BBの采配も興味深いよね。

経済への打撃の懸念

2022-02-25 06:45:00 | 社会
スポニチアネックスより。

独協大教授で経済アナリストの森永卓郎氏が24日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3:49)に生出演し、ロシア軍のウクライナ侵攻と、それによる世界経済への影響について解説した。

ロシアのプーチン大統領は24日、ウクライナ東部ドンバス地域を守るための軍事作戦実行を表明した。
もともとロシアはウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に強く反発し、その確約を得られなかったことが背景にある。

森永氏は「プーチン大統領の一貫した要求は、ウクライナをNATOに加盟させないというのを文書で明示してほしいということ」と解説。
「解決策があるとしたら、アメリカが降りると。文書で『NATOを拡大しません』というのを、プーチン大統領に渡せば止まると私は思うけど、そこまでプライドを捨ててアメリカが折れるかというのはちょっと疑問」と推測した。

その上で、経済への打撃について「もし武力衝突になったら、経済はとんでもない、リーマンショック並みの大きな被害を受けることになる」と分析した。

原油高という現状も火種になりうるとし、「ただでさえ今、原油価格が上がっているんです。さらに上がると、アメリカは7.5%のインフレになっていますから、強烈な金融引き締めをしないといけない」と指摘。
株価の暴落などにつながる恐れがあるとし、「アメリカだけではなくて日本も含め、世界恐慌になるような大きなショックになると思います」と懸念を示した。<了>

コロナ禍でこの2年、ただですら世界経済が疲弊しているのに、そこに加えて軍事衝突による影響かぁ。
海の向こうの事とはいえ、ある程度は覚悟しなくてはならないかも。
でなくても、原油価格の高騰は庶民の生活を圧迫しつつあります。

この軍事侵攻に関しては、アメリカの国力が低下したことが明確化し、それが回りまわって、このような形になったんだと思っています。
要は、アメリカ主導の世界秩序が崩れつつあるということではないでしょうか。

アメリカの前大統領であるD.トランプ氏は「私が在任中、こんなことは起きなかった」とコメントしているようですが、好き嫌いはともかくトランプ氏のようなリーダーの方がアメリカを率いる、そして世界秩序の維持(=世界のリーダーとして)には良いのかもしれませんね。

まぁ、ある程度の規模の戦争になることも覚悟しなくてはならないかな?
ここしばらく世界中がギスギスしているし、世界中のリーダーたちのエゴも増すばかりだし。
戦争など争い事を突破口に、新たな何かを求めているようにも思えるし…。

日本なんか、貧弱な軍備しかないのだから、外国に攻め入られたら「ひとたまり」もないんじゃないかな?
だからといって、今更どうしようもないんだけど。
さて、どうなるのでしょうか?

さすが本場

2022-02-24 06:35:18 | グルメ
J-CASTニュースより。

トリドールホールディングス(東京都渋谷区)が運営する讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」のイオンモール高松店(香川県高松市)が2022年2月27日に閉店する。
これを受け、香川県内の丸亀製麺は残り1店舗となる。

実は「うどん大国」香川発祥ではない丸亀製麺。
本場での苦戦に、ネット上では「流石香川県」「地元のうどん屋が強すぎる」などの声が聞かれている。

■「讃岐うどんへのリスペクトが感じられない」と物議も

丸亀製麺は2000年11月に兵庫県加古川市に1号店を出店。
「店内製麺」を強みに、00年代の讃岐うどんブームに乗って店舗を拡大。
11年5月には47都道府県出店を達成した。21年12月末時点で、全国835店舗を展開している。

11年7月には讃岐うどんの本場「丸亀」の名前を全国に広めたとして、トリドールの創業者でもある粟田貴也社長が香川県丸亀市の文化観光大使に選ばれた。
「丸亀製麺」の名は、粟田氏の父親が香川県出身だったことにちなむものだ。

しかし、香川発祥ではない丸亀製麺に、地元からは複雑な思いも聞かれている。
19年には讃岐うどんの魅力を発信する団体「麺通団」の団長・田尾和俊氏が、ブログで「丸亀製麺は讃岐うどんへのリスペクトが感じられない」などと投稿。ネット上で賛否を呼んだ。

そんな香川県内でも、丸亀製麺は複数店舗を出店してきた。
栗林公園店、イオンモール高松店、高松レインボー通り店の3店舗で、場所はいずれも高松市内だ。

しかし、県内1号店の栗林公園店は15年1月に閉店。
これを地元紙・四国新聞が「『本場 厳しかった?』 丸亀製麺、県内1号店閉店へ 地元店の反応」(15年1月10日朝刊)と報じ、ネット上で話題を呼んだ。

そして、イオンモール高松店は22年2月27日に閉店することが決定。
県内に残るのは、高松市郊外にある高松レインボー通り店のみとなった。

これにツイッター上では「マジかぁ...」「流石香川県」「地元のうどん屋が強すぎる」などの反応が。
県民とみられるユーザーの中には、丸亀製麺のうどんの味は評価しつつも、地元のうどん店と比べ価格が高いと指摘する人もいた。

香川県での今後の店舗展開について、J-CASTニュースが1月25日、トリドールの広報担当者に取材すると「誠に勝手ながら、出退店に関わる回答は差し控えさせていただきます」とのことだった。

なお、丸亀製麺と同じ全国的な讃岐うどんチェーンで、00年に高松市で創業した「はなまるうどん」は、22年2月20日現在も香川県内で14店舗を展開している。<了>

本場(にある店舗)の意地だろうね。
「大手には負けないぞ!」という心意気と、地域の人たちの支援があるんだろうなぁ。

本場というのは、地域の人たちの舌も肥えているから、評価はどうしても厳しくなるよね。
また好みも分かれるだろうし、地域特有の味わいなどもあるはずだ。
「大手が勝てない地域」があるのは良いことだと思うし、頑張る個人店が多いのは素晴らしいことだと思いますよ!

機会があれば、香川に行って、うどん店の「はしご」を敢行したい。
1日3食うどん三昧、それを2~3日やれば、納得いくまで「讃岐うどん」を味わえるだろう。
さすがに炭水化物比率が高すぎるかなぁ?

記録的大雪で大混乱!

2022-02-23 07:37:00 | 社会
北海道をはじめ、北国の大雪は「とんでもない」ことになっているみたいですね。
心配になり、昨日のAM、実家にTELしましたが、あまりの雪の多さに嘆いてました。

本当は今月16~23日、4カ月ぶりに札幌へ行く(出張の)予定を組んでいました。
しかし、年初からの(コロナ)オミクロン株の感染拡大、そして記録的な大雪も懸念して、やむを得ず行くのを見送りました。
今はオンラインで打ち合わせもできますから、無理していくほどでもないと判断したのです。

もし行っていたら、今日の午後に搭乗予定の飛行機に乗れたかどうか?
また期間中、身動きも取れなくなる可能性も高かっただけに、妥当な判断だったと思っています。

現地の報道を確認すると、空港のある千歳市で、観測史上最多となる積雪100㎝オーバーとか。
雪が少ない苫小牧市でも50㎝に迫る積雪なので、やはり異常なことですね。
道内の観測地点で最も積雪が少ない浦河でも10㎝。あそこは滅多に積もらない場所ですからね。

とにかく、自治体(道や市町村)豪雪による「緊急事態宣言」を出すなどして対処すべきじゃないですか?
何かがあったら、コロナの感染拡大以上に厄介ですよ!
二次災害など発生する前に、迅速かつ的確な対応をしたほうが良いと思いますね。

現地の皆様、心よりお見舞い申し上げます。

新しい橋を架ける

2022-02-22 06:54:03 | 社会
乗りものニュースより。

東京と千葉を結ぶ新しい橋を架ける事業が具体化しそうです。
千葉県が2022年2月現在「旧江戸川橋梁(仮称)新設事業」について、事業化前のパブリックコメント(意見公募)を行っており、2022年度から事業着手の見込みです。

新たな橋は、東京都江戸川区と千葉県浦安市を隔てる旧江戸川の「押切橋(仮称)」です。
都営新宿線の瑞江駅エリアと東京メトロ東西線の行徳駅エリアを結ぶもので、今井橋の上流2kmに架かります。

これにより両地区の交流が活発になり、千葉側では、行徳地域が都営新宿線の利用圏内になることがメリットとして挙げられています。

「橋の都市計画自体は昭和40年代にできています。千葉側は用地買収にご協力いただく箇所がありますが、東京側では準備ができていると聞いています」(千葉県道路整備課)

東京側では柴又街道に接続、千葉側では行徳駅から旧江戸川へ延びる市道に接続し、ちょうど行徳駅入口交差点から高架が始まる計画だそうです。
事業期間は2031年度までとされています。

現在、今井橋から上流に架かる一般道の橋は、約8.0km離れた国道14号の市川橋です。
途中の江戸川水閘門と江戸川大橋も渡れますが、前者は歩行者と自転車のみ、後者は京葉道路の橋で自動車専用となっています。

このため、今井橋などに交通が集中するほか、行徳市街地から江戸川病院への救急搬送も迂回を強いられていました。

かねて江戸川や旧江戸川は、「橋が少ない」と言われてきました。
千葉県道路整備課も「既存の橋に交通が集中して渋滞が起きている」と話すほか、新たな架橋は、災害時の物資輸送や、帰宅困難者の対応としても必要とされています。

都県境ではないものの、市川市では2019年に江戸川の新たな橋「妙典橋」が開通したばかり。
これは外環道の千葉区間(三郷南~高谷JCT)に関連した事業だったといいますが、次なる橋として、今回の「押切橋」の事業に着手する側面があるということです。

実は、東京都の都市計画ではほかにも、江戸川・旧江戸川に橋を架ける計画があります。

ひとつは旧江戸川下流、浦安橋と舞浜大橋の間の「堀江橋(仮称)」です。
東京側は都道450号「清砂大通り」、浦安側は「さくら通り」を結びます。
どちらの道路も中央に空間があり、架橋の準備ができているのでは、といった印象も。地元議会などでも議論されています。

もうひとつは江戸川の江戸川大橋(京葉道路)の北側、江戸川区上篠崎と市川市大洲を結ぶ「大洲橋(仮称)」です。
今回事業化された押切橋と市川橋のちょうど中間にあたります。
ただこちらは、橋に接続する予定の都市計画道路が未整備で、実現は遠そうです。

ちなみに江戸川では、さらに上流の埼玉県三郷市と千葉県流山市を結ぶ「三郷流山橋」の整備も進んでいます。
今後少しずつ、橋が増えていきそうです。<了>

千葉県在住の者からすれば、どうして今まで「橋が少ない」状況を放置してきたのか?と思います。

需要が見込めなかったのか?
それとも(地元選出の)有力な政治家がいないために実現できなかったのか?
また記事にもあるように、用地買収など取得に手間取ったのか?

いずれにしても、県境を越えて、隣接県へクルマで行くのが不便なのは確かです。
かつては、建設費用の回収を見込んでなのか、有料道路だった「橋」がいくつかありました。
さすがに、近年ではいずれも無料で通行できるようになりましたが、移動(車両)数に対する橋の数が少ないのは確かです。
なので、朝夕を中心に、橋がボトルネックとなり、渋滞が慢性する傾向が強かったのです。
これは25年以上も前から、その状況であったのにも関わらず…。

これから事業化し、建設に入るので、実現するには5~10年を要しますが、その頃には人口動態にも変化があるはずです。
なんとも間の悪い開発計画だと言わざるを得ませんね。
まぁ手付かずのままよりは良いのかもしれませんが…。

時のひと

2022-02-21 07:42:44 | スポーツ
THE DIGESTより。

いまや世界規模で“時のひと”となっているのが、フィギュアスケートのロシア人指導者であるエテリ・トゥトベリーゼ氏だ。

現地2月17日、北京五輪・女子フィギュアスケートのシングル(フリー)が開催され、ROC(ロシア・オリンピック委員会)のアンナ・シェルバコワが優勝を飾った。2位にはアレクサンドラ・トゥルソワが入り、トゥトベリーゼ氏の教え子がワンツーフィニッシュ。
ドーピング疑惑で揺れるカミラ・ワリエワは珍しくミスを連発して4位で終わったものの、ROCは予想通りの高い総合力を見せつけた。

しかしながら、かならずしもお祝いムードには包まれていない。
演技を終えたワリエワに対してトゥトベリーゼ氏が「なぜ諦めたの?説明しなさい!」と詰問する様子が映像で流されると、興奮したトゥルソワが「あなたはすべてを知っていた!」とまくし立て、トゥトベリーゼ氏の抱擁を拒絶するという、ショッキングな場面も伝えられたからだ。

IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長もワリエワへの対応について「あまりにも冷酷な仕打ちだった」とあからさまに批判し、さすがにこれを聞いたトゥトベリーゼ氏は「途方に暮れている」と周囲に漏らすほど、ダメージを受けているようだ。

世界中のメディアが47歳の厳しいスパルタ指導や、運営する育成施設「サンボ70」に関して深堀りするなか、ドイツ全国紙『BILD』はかつて「サンボ70」で氏の指導を受けたフィギュアスケーターを直撃した。
現在19歳で、すでに競技生活から引退しているポリーナ・シュボデロワさんだ。

シュポデロワさんがもっとも忘れられない記憶として挙げたのが、トゥトベリーゼ氏に言われた「ゴミはゴミ箱にいなさい!」という暴言だった。

「練習で上手く行かないと、ゴミ箱に閉じ込められたことがあります。練習が終わるまで蓋を開けてもらえず、コーチからは『ゴミはゴミ箱にいなさい!』と言われました」

ドイツの著名なジャーナリストであるハヨ・セペルト記者は、この記事を引用して「もしこの若きスケーターの告発が事実だとしたら、なんと恐ろしいことか」と驚き、「いずれにせよ、クレムリン(ロシア政府)はトゥトベリーゼの若手育成メソッドをいまだ支持している」と糾弾した。
 
さらにシュボデロワさんは「怪我や疲労くらいで練習は休めません。私は足の指を2本骨折していましたが、それでも反復練習を100回やり、必要なら200回も続けました。患部は真っ青に腫れ上がり、痛くてスニーカーを履けないほどでした」と明かし、「コーチはすべて直接私たちに言います。両親にはいっさい何も言わず、12歳から16歳の私たちに真正面からぶつけてきます。恐ろしい。だから、彼女に逆らう者などひとりもいませんでした」と当時を振り返った。

北京五輪が閉幕しても、ワリエワのドーピング疑惑はこれからより突っ込んだ審理が行なわれる予定で、トゥトベリーゼ氏をはじめとしたスタッフの関与が取り沙汰されている。
若き才能を次から次へと使い捨ててきたなど、批判の声も鳴り止まない。

栄光に彩られてきた「サンボ70」。その周辺はまさに、風雲急を告げている。<了>

この指導方法の善悪を、この場で論じるつもりはありません。
チームとして、最良の結果を得られているのですから、競技(戦い)の観点から見たら「是」なのではないでしょうか。
反面、その指導の犠牲になっている選手達もたくさんいるのでしょうが。

この国の場合、なにより結果至上主義で、現状においては「最強の軍団」を形成している事実は見逃せないと思います。
それが前時代的なやり方であっても、それがその国(チーム)の流儀であるのなら、それに従うのはやむを得ないのではないでしょうか。
ロシアに関しては、国際社会(とくに西側の諸国)から疎ましい存在として見られているので、余計にそういうやり方に固執している部分もあると見ています。

ドーピング云々も、共産圏特有の結果至上主義や国際社会への抵抗として生じたものならば、背景にあるものを一掃しなくてはならないと考えます。
でも現状のIOCが、そこまで踏み込んだ判断(決断)ができるのかは懐疑的と言わざるを得ません。

このロシアに関する一連の問題は、根深いものがあり、そう簡単ではないでしょう。
程度の問題こそあれ、どの国でも似たような事例はあると思いますし、報道で美化されている事例も、その実態は結構「生々しいもの」だったりするのではないかと思いますけどね。

高い?安い?

2022-02-20 07:04:04 | 乗り物
WEB CARTOPより。

〈フェアレディZは庶民が買えるクルマとして誕生?新型の700万円弱という価格は高いのか安いのか〉

日本市場向けの特別車として240台限定で発表された新型フェアレディZは、車両価格が696.63万円である。700万円を切ったところに、アフォーダブル=身近で手に入れやすいスポーツカーの姿を示したといえるのではないか。もちろん、300万円台で買えるトヨタのGR86やSUBARU BRZ、マツダ・ロードスターRFの2倍近い金額とはいえ、1000万円を超えるGT-Rより安い。

また特別仕様車のプロト・スペックは、2トーンの車体色、19インチ鍛造アルミホイール、アルミキャリパー対向ピストンの4輪ブレーキ、本革+スウェード調ファブリックシートなどを装備しているので、100万円以上は高値となっているのではないだろうか。

1969年の初代フェアレディZの価格は、もっとも廉価な車種で84万円だった。だが、それはあまりにも簡素な装備内容で、装備を充実させたZLは105万円だった。トヨタ2000GTが238万円だったので、それに比べれば半分以下であり、安かったという印象はあるかもしれない。しかし当時を生きた庶民としては、かなり高額なスポーツカーだったとの思いがある。

60年代後半当時、大衆車のサニーは46万円から、小型セダンのブルーバード510は64万円から売り出されたが、新車を買うことはまだ一般的ではなく、サラリーマン家庭の拙宅では30万円ほどの中古車を購入することさえ決意を持って臨む一大事だった。したがって当時のフェアレディZは、少なくとも日本で誰もが買える金額ではなかった。高性能仕様のZ432でもトヨタ2000GTより安い182万円だったが、Z432は、はるかに遠い雲の上の存在であった。

ちなみに、一時生産が中断したあと2002年に再登場したZ33は、当時400万円を切って売り出され、アフォーダブルという価値を体現していた。初代Zに次いで、世界でもっとも販売台数が多かったとされる。それに比べるとやはり新型Zは、標準車がのちに売り出されても安いとはいいがたいのかもしれない。意見のわかれるところだろう。

世代を超えて、米国でもっとも売られたZが、新型となって米国でどれくらいの台数をさばけるかが車両価格の基準になっているはずだ。アフォーダブルの意味は、誰にでも、というより、スポーツカーとしては身近な存在と解釈すべきだろう。

東京都内など、1000万円近い輸入車が数多く売れている市場動向からすると、歴史的な裏付けを持つスポーツカーのZが、700万円を切って販売されることは意味があると思う。<了>

一般の庶民の感覚からしたら「高い」ということになるが、記事にもあるように同格・同種の輸入車と比すると、ちょうどいい価格設定といえるのではないか?
あとは乗り物だから、乗った時にどんな印象を持つのか?
そして、所有する喜びや満足感がどれだけ得られるのか?
そこに真の価値があるのではないだろうか。

日本社会はバブル崩壊から30年、給与水準が上がっていない(若干の上下はある)から、右肩上がりの物価との乖離がどんどん広がっている。
自動車(新車)などはその最たるものである。

今や我が国は先進国とは言えないと、個人的には思っているのだが、一応先進国に入れても、給与水準が30年も停滞(物価との相対的な比率でいうと下落)しているのは日本くらいである。
だから昔より、今回のZも含めて、高級(高額)スポーツカーなどは庶民には縁遠い「高値」に見えてしまうのはやむを得ない。

日本の自動車メーカーが未来を見通せる海外市場に活路を見出すのは自明の理である。
これは自動車メーカー云々より、物事を先送りにしてきた日本の愚かな政治&政治家たちの問題が大きいよね。

話が逸れてきましたが、試乗できる機会があれば乗ってみたいよね。
経験則でいえば、400万円以上のプライスをつける自動車はどれも素晴らしい出来映えです。
ただ日本の狭い公道では持て余すかもなぁ。

なんとも哀れだよね

2022-02-19 07:32:36 | 社会
STVニュースより。

札幌・中央警察署は2月16日、窃盗の疑いで区内に住む無職の女(50)を逮捕しました。

女は16日午後2時ごろ、区内の繁華街・狸小路にあるスーパーマーケットから、インスタントコーヒー1袋(販売価格462円)を盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、女が商品を自分のバッグに入れるところを見ていた別の客が店員に報告。

従業員が防犯カメラの映像を確認すると犯行の様子が映っていたため、女が店内にいるうちに声をかけたところ、犯行を認めず店の外に出たということです。

店長からの通報を受けて駆けつけた警察官が女のバッグの中を確認したところ、会計をしていないインスタントコーヒーが見つかったことから、女が犯行に及んだ可能性が極めて高いと判断し、逮捕状を必要としない緊急逮捕に踏み切りました。

その後の調べに対し、女は「金を使いたくなくて盗んだ」と容疑を認めています。

警察が女の余罪も視野に当時の状況などについて捜査しています。<了>

万引きするってことはそういうことだよね。
タダでモノを手に入れる、もしくはそのスリルを楽しむ。
いずれにしても、犯罪なのでしっかり罰するべきです。

齢50にもなって、金を使いたくないからって万引きするって、気持ちが貧しいよね。
なんとも哀れだよね。
金銭的に貧しくても、気持ちまで貧しくなりたくないなぁって、こういう記事を見るたびに思います。
そうなったら、おしまいだよ!