虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

快速

2015-11-30 05:37:08 | 乗り物
留萌市内も立ち寄ることなく、そそくさと札幌へ戻っていきます。

時間は16時20分。
札幌までの距離は約130㎞。

クルマを返却するのは、18時半の予定。
約2時間、淡々と海岸沿いの道(国道231号線=オロロンライン)を走ります。

しかし、留萌から増毛までの道は、警察の取り締まりが厳しいところです。
今から10年前、その取り締まりの餌食になった記憶が、今でもこびり付いています。

増毛まで制限速度を厳守し、淡々と走らせます。
前後のクルマをよくわかっているのか、ゆっくり走行しています。
今でもなお、取り締まりが厳しいようです。

増毛を通過したあたりから、徐々にペースアップ。
前後のクルマの間隔が開いてきます。
それだけ速度が高まっています。

増毛を通過してから少し時間が経ち、雄冬岬を通る頃には、結構な速いペースに。
ギアは5速がメインで、時々6速に入ります。

電車で言えば「快速」
時々「準急」「新快速」みたいになることも…。

それでも圧倒的な速度差で追い越すクルマもいます。
間違いなく60~70mileオーバーです。
そのクルマを追尾して、こちらも時間を稼ぎます。

道は軽く濡れていますが、何も起こらず、スムーズに南下しています。
浜益・厚田・望来を通過。
石狩川を越え、札幌市内が見えてきました。
時間は17時50分頃。

あと1時間弱で、このドライブも終了です。
最後の時間を味わいながら、札幌市内へ突入です。

2度目

2015-11-29 05:02:25 | 乗り物
道道98号線を走り、沼田町へ。

深川市へ入ったあたりから、細かく曲がったワインディングが連続します。
下りも多く、車体性能の良し悪しが判断できます。

終始一貫、安定したコーナリングを示し、ドライブが楽しくてやめられなくなってきました。
ドライブ開始から間もなく8時間になろうとしてましたが、こんなに飽きず・疲れないのも珍しいです。

この区間の燃費は25㎞/L前後で推移。
ギアは4速が中心。エンジン回転は1800~2200rpm付近で、トルクの美味しいところで走れます。
改めて、このディーゼルエンジンと6速ATのマッチングの良さを感じました。

沼田町に入る少し前に、2度目のDPF再生が始まり、ややエンジンが燻ります。
朝8時過ぎに札幌を出発して、約400㎞。
やはり200㎞間隔で、DPF再生が行われるようです。
その間、燃費も悪化し、アイドリングストップも停止。

やがてDPF再生も終了し、沼田町を通過し、深川留萌自動車道・沼田ICから留萌方面へ。

この区間は無料区間で、基本的に70㎞/h制限。
追い越しができる2車線区間は100㎞/h制限。

午前中に走った日高道に比べ、風が弱く、快適に留萌方面へ走ります。

外はかなり暗くなり、ヘッドライトを灯さないと前が見えませんし、周囲のクルマからの認識もできないくらいです。

終点の留萌大和田ICで、国道233号線に。
留萌市内まで約15分。

かつてサラリーマン時代に担当していた地区の1つ。
やや懐かしさを感じながら、留萌市内へ。

雨中

2015-11-28 05:05:22 | 乗り物
「北の国から」の舞台で有名な麓郷に着きます。

しかし、メインの目的はデミオXDのドライブなので、脇目も振らず、通過します。

余談ですが、麓郷には何回も来ています。
本州からのお客さんの案内とか、完全な私用(観光)とか。
でも、前に来たのは6年前くらいかなぁ。

余談ついでに…
冬の麓郷もなかなかいいものです。

道道253号線をウネウネと曲がりながら、中富良野へ。
かなり曲がったワインディングが続きますが、素直なハンドリングが楽しめます。

途中で道道298号線へ右折。
今度はまっすぐの道(ただし、幾分のアップダウンあり)を北進。
やがて上富良野町へ。

時間は14時半頃。
空はどんより曇っており、時より強い雨が降りだします。
借りたときは綺麗だったデミオのボディも、かなり汚れてきた感じです。

上富良野町を通過し、国道237号線(通称富良野国道)に合流。
美馬牛・美瑛を通過し、旭川市内へ。

途中の燃費は24㎞/L前後で推移してきましたが、旭川市内に入り、徐々に燃費が低下します。
約30分、旭川市内を走り(ほとんどが国道237号線を走行し)平均燃費が1.5㎞/L程度悪くなりました。
瞬間燃費は17~20㎞/Lをウロウロ。

旭川市内は某スーパーで飲み物の購入とトイレタイムのみ。
まったく観光的要素のないドライブです。

このまま旭川を抜けて、道道98号線を走り、沼田町へ向かいます。

忠実

2015-11-27 07:15:20 | 乗り物
軽いランチ、デミオXDの確認を済ませ、午後のドライブをスタートさせます。

プッシュボタンで、エンジンを再始動させ、国道38号線を富良野方面へ。
途中、狩勝峠を通過しますが、この前に走ってきた日勝峠に比べると極めて走りやすい道です。

ATのマニュアルモードを操りながら、峠を駆け上がっていきます。
ここでは低いギアでエンジンを回してみることにしました。

2速・3速・4速とシフトアップする度に、4000rpm以上まで回してみます。
やや賑やかなエンジンサウンドがキャビンにも入ってきますが、かつてのディーゼル車のように、同乗者と話ができないようなレベルではありません。

マツダの新世代ディーゼル(スカイアクティブD)は、エンジン音がかなりマイルドで、カドの取れた軽快なサウンドです。
最近流行りの3気筒エンジン(ガソリン)よりも上質な印象を持ちました。

間もなく南富良野町へ入ります。

この地域は、真冬には普通に-20度になる酷寒の地です。
この日も通過した中では最も寒く、車載の温度計では1~2度を指してました。

道路の縁には残雪も見られ、昨夜からこの日の朝にかけ、それなりの降雪があったようです。

映画「鉄道員」(ぽっぽや)の撮影の舞台になったJR幾寅駅のある南富良野町を通過。
その後、樹海峠を通過し、東大の演習林を超えたあたりから右折し、「北の国から」の舞台で有名な麓郷方面へ。

いかにも北海道の田園地帯らしい景色を横目に、麓郷へ向けてクルマを走らせます。
左前方には十勝岳連邦も見えます。

途中、かなり曲がりくねった道もあり、デミオXDの本領発揮です。
思いのままライントレースでき、ステアリングを握っていて、思わず笑みがこぼれます。
ついついアクセルを踏みすぎてしまい、気付くと結構なスピードになることも。

流石に速いと思い、アクセルを緩め、通常の流れに戻します。
それだけドライバーに対して、忠実な動きを実現してくれます。
奥行きのある乗り味ということもできるでしょう。

もう少し続きます。

質感

2015-11-26 05:14:30 | 乗り物
国道274号線から国道38号線へ左折します。

少し腹が減ってきました。
そばで有名な新得町が近づきます。
時期的に「新そば」もいいなぁとは思いましたが、それよりデミオXDでのドライブをもっと満喫したい気持ちが強かったのも事実。

そこで、道中のコンビニに立ち寄り、菓子パン2個と缶コーヒーを購入。
締めて280円。
車内で、簡便なランチとなりました。

約10分のランチの後、車内を確認してみました。
運転席以外のエンジンルーム、後部座席、ラゲッジルームなど。

ダッシュパネルやインパネは、そんなに高価な素材は使っていないようですが、見せ方が上手だと思います。
デザイナーとモデラーの力量がかなり高いと思われます。
ただ収納スペースは少なく、その点では競合他車に負けているようです。

エンジンルームはディーゼル車らしく、スペースいっぱいにエンジン本体や補器類で詰まっていました。
フロントの空気取入口はそんなに大きくないですが、冷却は大丈夫なんでしょうか?
北海道では問題にならないでしょうけど、猛暑の本州では対応できるんだろうか…。
広島のメーカーだから、そこらは万全だろうけど。

後部座席は正直なところ、広くはありません。
デザイン重視の影響が少なからずあるようです。
しかし、コンパクトクラスの場合、4名乗車の機会はさほど多くないユーザーがほとんどというデータもありますから、そんなに問題にはならないでしょう。
ただ着座位置が良く、長時間乗っていてもそんなに疲れないのではないでしょうか。
またフロントを含めて、シートの座り心地がなかなか好印象でした。
やや固めのシートですが、身体の収まりがよく、カーブを曲がる時にも上体をホールドしてくれました。

ラゲッジルームもさほど広くはありません。
こちらもデザイン重視の影響と考えられます。
その点、ホンダ・フィットとは対極の考え方なのでしょう。
メーカーとしての割り切りの良さが感じられます。

概ね好印象でしたが、いくつか気になった点も。
それについては、後日まとめて触れてみます。

続きは明日。

雪道

2015-11-25 04:56:38 | 乗り物
10日ぶりにデミオXD・ロングドライブの話題に戻り、話の後半に入ります。

日勝峠の5合目くらいから、部分的に2車線(右側が追い越し車線)になりますが、その部分が斑にシャーベット状態で、前方を走っていたほとんどのクルマがその部分を避け、左側の走行車線を走っていました。
私はマツダ自慢の4WD(電子制御式)性能を確認すべく、シャーベットの中を突っ切ります。

駆動力(トラクション)も素晴らしく、シャーベットであることを感じさせない安定感で、駆け上がっていきます。
ギアは4速と5速が中心です。
電子制御4WDの確かな性能の一端を感じることができました。

しばらく快調に上がっていくと、日勝峠の頂上付近に。
前方にノロノロと走るトレーラーがいました。

間もなく、そのトレーラーに追い付き、やむを得ずスローダウンします。
約30㎞/hと、かなりゆっくり…。
かなり荷物を積んでいた様子ですから、仕方がないですね。

そのトレーラーの後ろをエンジンブレーキを使いながら、峠を下っていきます。
前にも触れましたが、エンジンブレーキ使用時の瞬間燃費は60㎞/Lの最高値を指しています。

上りでエンジンに負荷をかけてきた分を、ここで燃費を取り戻します。
やがて、そのトレーラーがハザードの合図で譲ってくれ、サンキューハザードを出しながら追い越します。

下りのハイスピードコーナーも数か所ありますが、いずれもすんなりと曲がっていきます。
またスタッドレスタイヤなのにも関わらず、タイヤが鳴くこともありません。
どれだけ車体やサスペンションがしっかりしているかがわかります。

間もなく日勝峠を下りて、十勝管内清水町へ入ります。

車載のコンピュータを見ると、平均速度が55㎞/h、走行距離は232㎞、平均燃費が24.2㎞/Lでした。

時間は12時半過ぎ。
小腹も減ってきました。
何か食べようかなぁ。

続きは明日。

追悼

2015-11-24 10:04:29 | スポーツ
日本相撲協会の理事長であり、元横綱の北の湖親方が20日夕方、亡くなりました。

子どもの頃から大相撲好きだった私は、中でも圧倒的な強さを誇った北の湖のファンになりました。
引退後も、何かと気になっていました。
なので、このニュースは大きな衝撃でした。

ここ数年、病との戦いが続いていたので、少し気がかりでした。
やはり状況は良くなかったようです。

22日は終日OFFだったので、朝10時に自宅を出発。
壮瞥町にある「北の湖記念館」へ向かいます。
正午前に記念館に到着。

まずは献花をしました。
そして、手を合わせて…。

ついでに、17年ぶりに記念館を見学。
北の湖が残した数々の功績を噛みしめるように。

この日は、彼が亡くなってから3日目で、連休の中日だったこともあり、続々とお客さんが来ていました。
献花台の前も人の列ができていました。

北の湖といえば…
先輩横綱・輪島の存在は外せません。
2人で輪湖時代を築き、大相撲史の1ページを飾っています。

昭和50年代前半、各場所の千秋楽・結びの一番(輪湖対決)は、今振り返っても大相撲の醍醐味を味わえる濃密な取り組みでした。
今年の初頭に某週刊誌での2人の対談を読み、昔を懐かしみながら、当時を振り返る2人を見て、こちらも妙に懐かしくなりました。

あれから10か月。
まさか、このようなことになるとは…。

また当時(昭和50年代初頭)は大関・貴ノ花が絶対の人気を誇り、北の湖は完全なヒール(悪役)でした。
大相撲でヒールもないのですが、紛れもなくヒールの立場でしたし、ヒール然とした圧倒的な強さを誇っていました。

横綱在位10年4か月は、長い大相撲の歴史で唯一の記録。
北の湖親方も、この記録は自慢だったようです。

引退後、協会の役職を歴任し、当たり前のように理事長に就任。
途中、退任することもありましたが、再登板することに。

大相撲が苦境に立った時に、2度も理事長を務め、ここ最近の活況を導いた功績は後世に語り継がれるでしょう。
また、日本相撲協会を公益財団法人にできたのも、北の湖理事長の大きな功績といえます。

北の湖理事長が常々おっしゃっていた「土俵の充実」
志半ばにして、北の湖理事長はこの世を去りましたが、残された者たちは彼の遺志を継いでいくことでしょう。

来場所(来年)からの大相撲を、あの世から温かく見守り、時には叱咤してもらいたいものです。

今はとにかく「ゆっくり休んでください」「お疲れ様でした」という言葉しかありません。

グッドデザイン金賞

2015-11-22 09:01:02 | 文化
responseの記事より。

成田国際空港「第3旅客ターミナルビル」が、日本デザイン振興会主催の2015年度「グッドデザイン賞」で、国内空港のターミナルビルとして初めて「グッドデザイン金賞」(経済産業大臣賞)を受賞した。

第3旅客ターミナルビルは、LCC(格安航空会社)専用ターミナルビルで、今年4月にオープンした。
陸上競技場を彷彿させる床面の誘導トラックや、座り心地やデザイン性に優れた家具など、これまでの空港ターミナルとは一線を画す斬新で分かりやすい空間としたことなどが評価された。

今年度のグッドデザイン賞は、審査対象3658件のうち、1337件が受賞し、中でも高く評価された100件が「グッドデザイン・ベスト100」として選出。
更にその中から「次代の産業・生活・社会を切り拓く、未来を示唆するデザイン」計19件が「グッドデザイン金賞」として選ばれた。<了>

8月末、初めて成田国際空港「第3旅客ターミナルビル」に行ったが、極めて簡素な構造ながら、機能的な作りであることがとても印象的だった。
また記事でも触れられているように、どこにも無いデザインで、他との差別化という意味でのインパクトもあった。

このターミナルビルに刺激されて、ほかのターミナル(鉄道やバスも含め)でどんな取り組みをするのか?
今から注目である。

配慮が足りず…

2015-11-21 09:35:40 | 文化
少し前の朝日新聞の記事より。

新千歳空港(北海道千歳市)に掲げられたプロ野球・北海道日本ハムファイターズの巨大広告の「北海道は、開拓者の大地だ」との文言について、北海道アイヌ協会(札幌市)が「配慮が足りず遺憾だ」と球団に申し入れた。
球団は9日「配慮に欠けたことはおわびすべきだとの理由から、速やかに取り下げる判断に至った」として、9日中に広告を撤去すると発表した。

広告は縦5.5m、横2mのつり下げ式で、4種類のうちの1種類に、栗山英樹監督の写真とともに「北海道は、開拓者の大地だ」と記され、6月から出発ロビーに掲げられている。
協会関係者が今月6日から開催されたアイヌ民芸品の展示会に訪れて気付いた。
協会は8日に球団に電話で連絡し、見解や対応などを尋ねたという。

北海道を中心に先住していたアイヌ民族は、明治以降に北海道開拓が本格化したことで、先住の土地を追われるなどした歴史がある。
協会の阿部一司副理事長は「歴史や国際的な動きをもっと勉強してほしい。人権への配慮がなく、まだわかってもらえないのかと情けなくなった」と話した。<了>

夏に東京へ行く際に、空港で当該広告を見て、正直なところ違和感を感じました。
おそらく、そう感じた人はいたはず。

言わんとしていることはわかるが、やはり配慮が足りなかったと言わざるを得ない。
球団職員には道内出身者も居るはずなんだけどなぁ。

札幌などの都市圏で生まれ育って、あまり先住民族(アイヌ)と接する機会がないと、よくわからないのかもなぁ。
これを機に、文化として、歴史として、アイヌ民族について、勉強する必要がありますよね。




冷や水

2015-11-20 04:15:02 | スポーツ
約1週間前のサンスポの記事より。

“満員”のはずが空席1万…ラグビー協会、異例の釈明会見/TL

トップリーグ第1節第1日(13日、パナソニック38-5サントリー、秩父宮)13季目のリーグが開幕。
完売と発表された開幕戦の観客数は、2万人収容の秩父宮で1万792人。
当日券はなく、無料招待券での入場を希望した観客は、満席になる可能性を考慮して断られた。
この状況に日本ラグビー協会は試合後、異例の釈明会見を開いた。

説明によると、一般販売枚数は約5000枚で、対戦する両チームには計約9000枚を売り渡すなど有料のチケットだけで約2万枚を販売した。
しかし、実際には昨年と同じ金曜日ながら開幕時期も遅く、不順な天候のせいか、ゴール裏やスタンドの端は空席が目立った。

小西宏事務局長は「入場を断るような早とちりをしてしまい、ファンを失望させた。現場で頑張っている選手にも申し訳ない」と述べ、パナソニックの日本代表SH田中は「満員と聞いていたが、正直寂しかった」と漏らした。<了>

W杯の熱が冷めないうちに、こういう対応じゃ全く話になりませんね。
チケットは完売のはずなのに、空席が目立つなんて…。
日本協会はどこか弛んでいますね。
今、本気にならないで、いつ本気になるのでしょうか?
W杯で健闘してきた選手たちが不憫でなりません。

2019年のW杯日本開催はどうなるのだろうか?
このニュースは翌日も同様で、今のラグビー人気に協会自体が冷や水をかけた状況です。
今後に不安を覚えています。
しっかりしろよ!