小さなジャムの瓶に詰めて

電車の中で耳がダンボです。

そ～っとお話し聴いちゃうの。

耳がバッサバッサ～揺れて揺れて～うちわどす。



「息子は東大目指しますの、ほほほ」

息子の人生にべったり土足で入り込んでいくおばちゃん。

大きな声ですわ。

息子はどんな子だろうと想像してみた。

「おかあたま～」と頬寄せて。ｗｗｗ・・・BURUッ！




姑「ご飯まだ？　ご飯ご飯」

嫁「さっき食べたじゃないですかあ～、もういやだあ」

こんな状況がいずれやってくるのよと

不安気な女性二人の会話。

ん～、人ごとじゃないよね。


それ以外の人はほとんどが携帯持ってうつむいている。

奇妙な光景です。

あちゃ～、優先席に座ってランチタイム？

うっそ、何でこんなとこでメイクしてんの。

足を揃えて座ってよ。

どうしちゃったのJAPAN。




しっかりしなよ。





全員、瓶詰めにしてやった。

とかく騒がしい世の中を。


人をどの角度から見るかは

自分の度量によると思います。

私は今の世の中がよくわからなくなったり失望する時があります。

私が受け入れられる器は・・・小さなジャムの瓶くらいしかありません。

いやもっと小さな・・・お猪口？





ビスケットになるとみんな可愛いけど。

お友達にプレゼントする時はこんなふうにね。

ラフィアで結んでみました。

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