野沢菜の葉を塩漬けにしました。
広げて玄米ご飯を包みます。
ギリシャではブドウの葉の塩漬けを広げてご飯を包み煮込んだりするお料理があります。
ブドウの葉の塩漬けは香りがあるので美味しいお料理ができそうですね。
で、野沢菜を広げて包んでいた時、
・・・ふと。
最近、「広げて包む」ということを日常であまりやっていない気がしたのです。
gooで連載させて戴いている週末レシピのメニューを見てもないような。
これは広げて二つ折り。でも近いかな。
サンタさんの袋・・・なんとか?
広げて包むということ。
壊れないように大切にガードしたり。
美味しさを逃がさない為だったり。
何かを隠し入れ驚かせてみたいとか。
この要素だけを取り出せば、
最近は便利モノがあります。
私のよく行く和菓子屋さんは紙袋になっているし。
だんだん少なくなってきたことも事実ですね。
昔、八百屋さんでは新聞紙で。
お肉屋さんもそうでした。
各店先には大きなサイズの紙が分厚く重ねられていて
商品をその上にのせては
おばちゃんが親指の腹をぺろってなめて
一枚だけめくり、くるくるって包み輪ゴムでとめて。
その行為をみて子供心にお店屋さんに憧れたりするのです。
何だか下町へ行ってみたくなりました。
「広げて包む」きっとたくさん残っています。
何だかわからないけれど、
この包むという行為が気になった一日でした。
おもしろいものを包みなさい。
そして楽しんで戴くことで
人のお役にたちなさいという神からのメッセージだとしたら
フードプランナー冥利につきるというものですが。
嗚呼~、GOD!
さて何を包みますか。明日は春巻き。