先頭を走る。
私にはちょっとした記憶に新しいトラウマがあります。
それは忘れもしない満月の夜だった。
レストランでシェフとの打ち合わせが終わり
豊洲にある商業施設を出て
車を運転し気がつくとすっかり真夜中を過ぎていました。
高速でトラブルがあったようで
R246を運転して帰ることに。
レストランでの打ち合わせで、
日々のストレスもピークでした。
シェフコート貸すから厨房に入ってこいだと?
なンにィ。。。
ぶちッ。
リンダリンダ~♪
ガンガン音楽かけてノリノリだぜ、ぶちぶち切れるぜ。
なんだか周囲の車がスピードを落とし始めて・・・
でも気にせず、
リンダリンダ~♪
信号で止まった時でした・・・
うしろからジリジリなにやらすごい轟音とともに
族だ。
すごい団体さまで・・・www。
信号が変わり、どうしようもないのでゆっくりアクセルを踏むと
うしろからきたあんちゃん達とタイミングが合ってしまい、
私はついに短い時間でしたが、族の先頭を走る恰好となってしまったのです。
まったく似合わないちび車が先頭を走ることに。
こ、こ、これも何かのご縁、一緒に行こうぜ、ベイベ!
トレイン、トレイン、走ってぇゆく♪
トレイン、トレイン どこぉまでもぉー♪
さしてなんのとりえもない私は
人の平均点のような位置に居心地の良さを感じ、
繭玉のなかで静かに寝てるみたいと云われた時は
人生これではいかんと奮起し。
それでも人より目立つ位置ではなく
真中あたり、いや、ちょっと前くらい・・・
そうやって生きてきました。
が、どうも人生において
先頭に追い遣られる瞬間もたまにあるのです。
そして時々人から云われる。
清水の舞台から飛び降りろって。
が、高所恐怖症だと云ってお断りする。
苦手だったら別のルートで着地すればいい。
決して責めない!
私は飛び降りれない自分を絶対に責めないのです。
人には得手、不得手があります。
人と自分は同じじゃない。
違うルートにもその人にとってふさわしいハードルがあるものです。
本日、たくさんの資料が届きました。
来年、関西の女子大で講義をやらせて戴きます。
さ、さすが大学。定員数がすごい。
が、1時間半、しゃべったる。
頑張るで。