Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

シトロン液

2011-12-24 00:25:17 | 



塩漬けになった冬の黄色が静かに2週間眠り続けています。

蓋を開けるとふわあっと大きく欠伸をするように眠りから覚めて

香りが立ちあがるのです。

お掃除した後のお部屋に清々しいアロマが広がって。

シトロンコンフィ完成かな。 





聖夜の下準備。

今年はワンプレートのクリスマス。

ほんの少しだけチキンを戴こうかと思います。


シトロンコンフィから出た熟成の果汁が良い香りだったので

クローブ、ローリエ、ブラックペッパーを合わせて

レモンの香りたっぷりのシトロン液を作ってみました。


クローブを入れたせいでしょうか

北アフリカのエスニックな薫りが漂いはじめて

モスクからコーランが流れこのキッチンにたどりつきそうな気がします。


そうそう、北アフリカで朝目覚めた時、

いきなりコーランが街中に響き渡るのです。

モスクからスピーカーで流れてくるのですよ。

その瞬間何故か、かすかに不安を感じたりしたことを覚えています。

たぶんイスラムについてあまり知らなかったからだと思うのです。

少し勉強を始めています。



でで、お料理に戻りますが、

観音開きにしたチキンをタコ糸で巻きます。

エスニックなシトロン液にこのチキンをクリスマスまで浸けこみます。





塩漬け液にお肉を浸けると

臭みのある血を外へ出し、

よい香りだけが循環するので

お肉の質がグレードアップするのです。


しっかりとした塩の量であれば長く保存することもできます。


クリスマスにはターキーにクランベリーソースを使うように

このクランベリーを使ってみようかと。


チキンをドライクランベリーとオリーブ、野菜、

シトロンコンフィ」を合わせて

蒸し焼きにする予定です。


ひと切れのパンとほんの少しのワイン。

キャンドルナイト。

今までとは少し違うクリスマスを過ごしてみようと思っています。


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