女人天下あいかわらずおもしろいです。
ここに出てくる靴屋のおじさん(カッパチアジシ)がいい顔してます。
彼は卑しい身分ながらチョ・ガンジョに政治改革についてアドバイスするほどの学識を持っているのです。
今回は彼のセリフと回想シーンが、あまりにもよかったので記します。
カッパチアジシ「ナウリ(旦那様)覚えていらっしゃいますか?
初めてお会いした時に聞きましたね」
回想シーン
チョ・ガンジョ「道をたずねに来た」
カッパチアジシ「道ですか?」
同行の学者 「古い政治を一掃する改革の道を」
チョ・ガンジョ「我々が進むべき道に関する意見を聞きたいのだが…」
現在のシーン
カッパチアジシ「ナウリ、そのような道は―
どこにもないのです。
ナウリはありもしない道を求め、さまよわれたのです。
ですが、ナウリの残された足跡を後世の者が追って歩き―
いつかそこに道ができるでしょう。
その道がまさに―
ナウリが求めた―
改革の道となるのです
ナウリ」
高村光太郎みたいですね。
「僕の後ろに道はできる」ってこういう意味だったのかって思いました。