前に黒澤監督の作品も見たのですが、まったく記憶に残っていないほどのよくできた娯楽映画でした。
今回は、ダースベーターみたいな椎名桔平は出てくるし、長澤まさみのお姫様はよくしゃべるし、動き回るわりになんの役にも立たないし、松本潤はかっこよすぎるし、違和感ばかりでした。
阿部寛は国村隼とともにバチスタにも出ていて、またシンクロだーと思いました。
阿部寛はよかったです。
世界の三船みたいでした。
この人なら絶対死なないと思わせます。
お姫様の「決して死なないで」というセリフで、この映画はカリオストロの城なんだなーと気づきました。
そう、思ってみると、やっぱり、ルパンは二人いらないわけです。
最後のオチで、お姫様もにせものだったなんて、いうのかなーと思いましたが、さすがにそうはなりませんでしたね。