平成24年4月28日(土)10:55成田発全日空(ANA)。
韓国に行くのは7回目となりました。
いままで、ずっとツアー旅行で大韓航空だったので、ANAがどんなだか、ちょっと楽しみでした。
まずANAはネットで座席予約ができるので、行き帰りに窓際の席を選べたのがうれしかったです。
それにマイルもたまるし…。
いままでは、成田空港第1ターミナルの北ウイングでしたが、今回は第1ターミナルの南ウイングでした。
自動チェックイン機でチェックイン。
荷物は預けないので、そのまま、手荷物検査へ直行しました。
シャトルバスに乗って飛行機まで行って搭乗しました。
大韓航空と違って、小さな飛行機でした。
6列シートのエアバスのA320という飛行機でした。
機内食はサンドイッチ。
キリン一番搾りで乾杯。
窓から富士山が見えました。
仁川国際空港に到着し、到着棟からシャトルトレインに乗って空港に行き、さっさと入国審査を終わらせ、出口に出ました。
韓国ではANAも冷遇されているんだなーと、空港で目立つ大韓航空の水色の機体を見ながら思いました。
空港の案内板を見ながら、空港鉄道A'REXの改札口を探します。
改札口を見つけ、一安心。
A'REXには特急と各駅停車があり、値段が4倍も違います。
各駅停車の方はソウルの地下鉄に乗るのに便利なTマネーカードが使えます。
まず、KRパスと指定券を発行してもらおうと改札口脇の窓口に行って、自宅でプリントしたバウチャーを見せて「KRパス」と言うと窓口のお姉さんが「ごめんなさい、ここでは発行できないの、ソウル駅で発行してもらってください」と英語で言われてしまいました。
わざわざ仁川空港選んだ意味ないじゃんとがっかり。
それではTマネーを買おうと近くのコンビニを探すとファミリーマートがありました。
レジに行って「Tマネーチュセヨ(ちょうだい)」とメガネのお兄さんに言うと「売り切れです」と言われてしまいました。
最近は韓国語で話されると、簡単な言葉であれば、瞬時に私の頭の中で、日本語字幕が出てくるようになりました。
「なにー!」たび重なる想定外の展開にちょっとパニック。
ほかのコンビニはどこだーと空港に戻ろうとして、ちょっと待て、それなら、Tマネーで乗れない特急に乗ってやろうじゃないかと考えなおしました。
自動販売機で13,800Wの1回用Tマネーを買い、ソウル駅直行の特急に乗りました。
2カ月前にバスで通ったソウルへの道を、特急A'REXで眺めるのは、いい気分です。
ソウル駅に着いて、エレベータに乗って、Tマネーをタッチして、出ようとしたら、出られません。
特急用のTマネーはタッチではなく改札機の回収口に差し込むのだと、駅員さんに教えられました。
で、エスカレータに乗ってソウル駅に着きました。
いつものソウル駅と様子が違うと思ったら、そこは駅の北側なのでした。
「地球の歩き方」にKRパスはiマークの窓口で発行してもらうとよいとあったので、iマークを探して、窓口のお姉さんにバウチャーを見せて「KRパス」と言うと、「パスポートを見せてください、いつから使いますか」と聞かれたのでパスポートを見せて「ネイル(あした)」と答えました。
用意していた乗車希望列車のレポート用紙を出して指定券も発行してもらいました。
ほっとしました。
それから、地下鉄に乗るためエスカレータを下り、見つけた本屋さんで「シカクピョ」「ジコクヒョ」「シカッピョ」とおばさんに何度も言って時刻表5,000Wを買いました。
となりのコンビニでTマネー2,500Wを手に入れ、自動チャージ機で10,000Wチャージしました。
一日目にすることは終わり、あとは宿に行くだけ。
宿は永登浦(ヨンドゥンポ)にあります。
永登浦駅は「韓国全市全線」にも出てきます。
行ってみるとロッテデパートがあって、にぎわっていました。
機械類の販売店が並ぶ道を抜けると目指すホテルがありました。
部屋に落ち着いて、まだ4時だったので、これからどうしようと考えました。
そこで仁川に行くことにしました。
仁川は地下鉄1号線の終点で、仁川空港とは別の駅です。
今度は永登浦駅のとなりの新吉(シンギル)駅に歩いていきました。
ところが、ホームが仁川行きと東仁川行きで別になっています。
とりあえず、仁川に行くのですから、仁川行きホームで電車に乗りました。
でも、仁川行きは各駅停車で、東仁川行きは急行だったのでした。
日が暮れていく中を各駅停車はゆっくり進みます。
乗ってきた地下鉄の電車。
仁川駅。
駅の目の前は中華街でした。
中華街の外れでジャージャー麺を食べました。
2,500W。びっくりの安さです。
ホテルに戻り、コンビニで買ったビールを飲みました。
おつまみにバナナ牛乳とで5,150Wでした。
つづく。