5月2日(水)きのう買って、食べ残したキンパッを冷蔵庫から出して、朝ごはん。
私は日本ののり巻きより、好きかも。
この宿は洗面台がなくて、うがいの水はお風呂の中に流すか、お風呂の外の排水溝に流すしかありません。
しかたなくて、排水溝に向けてぺっとしました。
釜山市内で、20,000Wの宿なので、こんなものでしょう。
宿を出て、駅に行きました。
9:05釜田発東海南部線(トンヘナンブソン)、中央線(チュンアンソン)、嶺東線(ヨンドンソン)経由江陵(カンヌン)行ムグンファ号に乗りました。
この列車は「韓国全市全線」にも出てくる長距離列車です。
江陵着は17:27となっています。
駅のコンビニでお昼用のパンとコーヒーを買って、乗りこみました。
東海南部線は海雲台駅に停まり、海沿いの景色の良いところを走ります。
ところが私の席は左側の窓側だったので、よく海が見えませんでした。
列車も混んでいて、自由に右側に移ることもできませんでした。
仏国寺駅、慶州駅を列車から見て、以前仏国寺に行った時、石窟庵に行けなかったことを思い出しました。
あの時、今度慶州に行く機会があったら、必ず石窟庵に行こうと誓ったのでした。
その機会はいつ来るかなーと考えたら、待てよ、それは今回なのではと気づきました。
明日は江陵から、清涼里に出て、春川に行こうと考えていましたけれど、清涼里からソウルに出てKTXに乗って釜山に戻ったらどうだろう。
KRパスが終わるあさっては、バスで釜山から慶州に出て仏国寺に行き、石窟庵に行ってみよう。
そうすれば、バスに乗る練習になるし…。
春川より、石窟庵に行きたい気持ちも強いし…。
車窓には昔の蒸気機関車用の給水塔らしきものもありました。
列車は川沿いを走り、良い景色が続きます。
嶺東線には、オメガループと3段式スイッチバックがあり、ここを通過するのも楽しみでした。
ここは「鉄子の旅」⑥に出ていました。
ただ、今年2012年には線路が切り替わって、ループ線を通過することになると、通らなくなると「韓国鉄道の旅完全ガイド」に載っていて、どうなったか心配でした。
列車は東栢山駅に着き、車窓からループ線のトンネル入口が見えました。
どうやら、まだスイッチバック線を行くようです。
新駅も作っていて、新線使用開始と同時に開業するんでしょうね。
左右の車窓を見ようと座席を立ち、コーヒー車に行きました。
トンネルのオメガループを抜け、車窓からスイッチバックの線路が見えました。
すると、うれしいことに、ちょうど行き違いの列車がやってきました。
向かいの列車を待たせて、こちらの列車が先に線路を使います。
スイッチバックが終わり、道渓駅に着きました。
東海駅を過ぎ、また海が見えてきました。
最も海に近い駅、正東津に着き、
終点、江陵駅に着きました。
このムグンファ号は海に始まり、山の中の川沿いを走り、スイッチバックを通り、最後に海が見えるという最高に乗って楽しい列車でした。
ムグンファ号の反対車線に三陟行きの海列車が停まっていました。
飛び乗りたくなりましたが、出発を見送りました。
駅で調べたら、17:30発の最終列車で、今日中に江陵には戻らない列車でした。
次の機会に乗りたいものです。
小雨降る江陵駅を出て、
駅の右手にあった旅館街を抜け、よさげなモーテルに入りました。
30,000Wでした。
宿を出て、地球の歩き方に載っていた草堂スンドゥプマウルへ行こうとバス亭を探しました。
大通りに出て、バス亭で地球の歩き方に載っていた番号のバスを探すと、ありません。
そういうときは、反対車線のバス亭に行くとわかってきました。
で、番号がバス行程表にあったので、バスを待ちました。
しかし、待っても待っても、バスはこない。
そのうち、ここではないのかと別の道のバス亭に行って、違うとわかり、最初のバス亭の一つ先のバス亭に行きました。
そこにバスの時刻表があって、しばらくバスが来ないことがわかりました。
がっかり、さっさとタクシーに乗ればよかったのでした。
もうあきらめて、さっきうろうろした時に、見つけたカムジャタン(ジャガイモ鍋)屋さんに入りました。
お客が誰もいなくて、「カムジャタン」を頼んだら、
小鉢に入ったカムジャタンが出てきて、食べました。
カムジャタンも食べたかったものの一つでした。
でも、じゃがいもは入っていないし、骨付き肉は食べづらいし、味もいま一つでした。
ビールと一緒で9,000Wでした。
でも、メニューのカムジャタンは20,000Wだったので、カムジャタンは一人で食べるものではないんだなーと感じました。
コンビニ寄って、モーテルに戻り、ビール飲んで、お風呂入って寝ました。つづく。