○キム・サンチョル教授の病気に気づいたイ・ガンフンは、彼の手術の執刀医になろうとする。
病気により、視力、記憶力の落ちたキム・サンチョル教授は、中止となった自らの脳神経センター長の就任式の会場で一人就任のあいさつを続ける。
それを見つめるのはイ・ガンフンと院長なのだった。
キム・サンチョル教授に手術を受けさせるため、カンフンはキム・サンチョル教授を脅迫する。
カンフンをかばって、手術ミスの責任を取ったキム・サンチョル教授に、ミスをしたのはカンフンだと公表すると告げて…。
今回、とってもよかったです。
このドラマの見どころは、シン・ハギュンとチョン・ジニョンの演技のぶつかりあいなんですよね。
チョン・ジニョンの名演技にシン・ハギュンが負けていないところがすばらしいです。
キム・サンチョル教授がスピーチをし、妄想の観客に拍手を受けるが、実際の会場には誰もいない。
同時に一方でイ・ガンフンは講演会で、本物の満場の観客に拍手を浴びている。
そのシーンを切り替えて、二人の立場がすっかり変ったことを明らかにしているドラマ手法。
こういうのいいです。
今日は見ていて、たぶん韓国の人たちは「白い巨塔」を日本版のまま作った時に「こうじゃないよ、私たちの作りたいドラマはもっと違うものだ」って思って、このドラマができたんじゃないのかなーなんて勝手に想像してしまいました。
今日の名言
イ・ガンフン「たとえ、わがままであっても、自分をだまして生きたくない」
キム・サンチョル「目が見えなくなると嗅覚がさえるのか?そんなはずないのに、春のにおいがする。日差しのにおいも…」