ごはんを炊くって、昔は一仕事だったんですね。
精米もよくできていなかったでしょうからお米を研ぐのもたいへん、薪でごはんを炊くのは火加減も難しいし、その後蒸らさなきゃいけないし。
いまでは無洗米に電気炊飯器ですもの。
土鍋で白米を炊いた時、なんて簡単にごはんって炊けるんだと思ったんですが、それはガスレンジのおかげですね。
何もないところから、ウイスキーを造るのは本当にたいへんだったことも、このごはんエピソードと照らし合わせるとさらにわかってきます。
ウイスキーを造るインフラがない、電気もガスもない、ウイスキーポットなんて誰も見たことがない、ウイスキー樽もない、貯蔵庫もない。
そんな中で売れるかどうかもわからないウイスキーを造るって…。
毎日、苦労の日々ですが、なぜか「エリーがんばって」のナレーションを聞くと明るくがんばれる気がするのが不思議です。