当初の計画では8月30日の宿泊先は山陽本線の宇部駅周辺にしようと思っていました。
岩国からの戻り道、新山口駅から宇部線に乗って宇部駅に行けば宇部線に完乗できます。
しかし、宇部新川駅のホテルの方がお安くて小野田線に乗るにも都合がよいのです。
しかも山陽本線に乗って宇部駅で乗り換えて宇部新川駅に行った方が、宇部線経由で行くより早く着くのでこのルートで行きました。
で、宇部新川駅のホテルに泊まったのですが、宇部線の宇部新川駅と草江駅の間は乗っていないことになってしまいます。
そこで早起きして、草江駅まで乗って折り返して来ることにしました。
こういうところが、全線乗りつぶしのつらいところですが、とりあえず宇部線完乗しました。
草江駅から宇部新川駅に戻り、小野田線に乗り換えます。
小野田線も「時刻表2万キロ」に出てきます。
盲腸線の雀田駅-長門本山駅間が廃線にならず、まだ残っているのが不思議です。
乗っているのは鉄道ファンのおじさん達、私もその一人。
雀田駅で乗り換え、長門本山駅に着きました。
駅前は道路があって、海がちらっと見えて、あとは何もありません。
「時刻表2万キロ」に出てきた雑貨屋さんは見つかりませんでした。
長門本山駅の時刻表は朝2本、夕方1本の3本しかありません。
乗り遅れたらどうするんでしょう。
長門本山駅から雀田駅で乗り換え、小野田駅に着いて小野田線を完乗しました。
改札に駅員さんがいて、ようやく青春18きっぷに日付印を押してもらいました。
駅舎内にうどん屋さんがあって、全部乗せの日の出うどんというのを食べました。
小野田駅から山陽本線で新山口駅、新山口駅から山口線に乗り換え、山口駅で乗り換えます。
山口線はよい風景がいっぱいありました。
気づいたら津和野駅に着いていました。ここは以前カプチーノで来て泊まった町です。
益田駅に着いて、山口線完乗。
時間があったので、ちょっと遠くのスーパーまで行って缶ビールとサンドイッチを買って、駅で食べました。
山陰本線で長門市に行き、時間があったので仙崎駅まで歩くことにしました。
長門市駅から仙崎駅までの区間は以前、乗りそこなったことがあります。
日本海沿いの道を歩いていきます。
仙崎駅は途中で右に曲がります。
仙崎駅はカプチーノで訪れたことがあります。
その頃は仙崎駅に金子みすゞ関連の展示をしていました。
ところが、今回は金子みすゞ記念館がみすゞ通りにできたみたいです。
みすゞ通りを歩いていくと、金子みすゞ記念館がありました。
なんと金子みすゞの生家が復元されていたのでした。
これはぜひ入らなきゃと入館料を支払いました。
靴を脱いで建物の中を歩けます。
2階に上がると文机と本棚のかわいい部屋がありました。
確認するとみすゞさんの部屋でした。
ここだけは生活感があり、ここで生活してみたいと思ってしまいました。
もうこれだけで満足しました。
建物の裏に展示室もありました。
駅へもどり、厚狭行の列車に乗ります。
この列車に乗って美祢線完乗です。
厚狭駅から下関駅に行って、宿泊します。
駅前スーパーで夕食と缶ビール、檸檬堂とカールを買いました。
カールは東日本では販売していません。
なつかしかったのですが、カレー味が食べたかったな。
うすあじは西日本仕様なのか、だしが効きすぎの感じがしました。
旅の模様は下のイラストをクリックしてご覧ください。