カプチーノノート cappuccino note

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「ひみつの海」を読み終わりました

2024-10-09 | 本を読む

ンサムサーガ読書が進んでいます。

「ひみつの海」は明るくておもしろかったです。

湿地帯の多島海の地図を作るのがメインテーマなんですが、地図作りにこだわっているのがジョンとティティくらいで、スーザン、ロジャは二人に協力はするけれどキャンプや冒険を楽しみたい、ブリジットはきょうだいと一緒にいられるのがうれしいという考えなんです。

後から参加したナンシイとペギイは地図作りより、冒険したい、遊びたいという立場です。

ここで親しくなるドン(ドナルドの呼び名なんて初めて知りました)とウナギ族の四人なんですが、この子達の主観で物語を語る事とはなりません。

それをすると「長い冬休み」のDきょうだいと同じになってしまいます。

で、またしても命の危機が迫っていました。

今回はティティとロジャとブリジットが満潮になると沈んでしまう道に取り残されて溺れてしまいそうになります。

毎回、ハラハラさせてくれます。

で今回気になった(今だと絶対認められないだろう)はウォーカーきょうだいとアマゾン姉妹がドンと仲良くなる(ドンと同じウナギ族になる)ため、指を針でつついて血を出し合って、それをお皿で混ぜて傷ついて指に塗るシーンです。

スーザンが血にヨーチンを混ぜて、殺菌はしているようですが、これを今やったらダメでしょう。

そしてブリジットがいけにえになって、その周りをウナギ族が踊って、ブリジットのお肉を切り取るふりをしてスープに入れるシーン。

ここが、ある意味こわいです。

ごっこ遊びなのはわかっているんですが、子どもだから、過激になってしまうことがあるんです。

なので、ウォーカーきょうだいがいなかったら、どうなっていたのかわかりません。

なんて深読みするとここがこわいです。

あと、ナンシイが「女」呼ばわりされて激怒するシーンはおかしかったです。

20241009


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