「ツバメ号の伝書バト」を読み終わりました。
洞窟に入っていったら洞窟が崩れて外に出られなくなるとか、山火事が起きて火に巻き込まれそうになるとか、
下手したら命を失ってもおかしくないシーンがありました。
この命がけの遊びって100年前だから許されたのかなと思ってしまうほど、今の生活は安全安心主義に浸っているんでしょう。
読んでいると、おかあさん、スーザンを困らせたくないというティティの気持ちが痛いくらいわかります。
この辺が泣かせます。
そして水源探しでの複雑な感情。
そのあたりは以前ブログに書きました。
しかし、ランサムサーガを毎晩読んでいるとこの世界にはまり過ぎて、出られなくなる恐れを感じます。
どこにも行かず、ただ本を読んでいるだけでしあわせになってしまうのです。
ランサムサーガの舞台であるイギリスに行こうとかという気は今のところ、なりません。
そこに行ってもヨットに乗れるようになれるわけでもないし、ランサムのお墓に行ってもなー。
結局、そこに行っても登場人物たちに逢えるわけではないというロケ地巡りの空しさを感じすぎたせいかもしれません。