第55話 白黒写真

2005年04月21日 23時30分57秒 | Weblog

前説、私は入社10年目だが課内では末っ子、社内のほとんどの方が先輩にあたる。
時の力が関与した場合、とくに、とけない誤解がある。

課の姿勢として申し上げたことが、個の意見と認識されてしまったあの時、
世界はポジに、私はネガに位置づけられた。
電話で私とわかると、声のトーンは落ちる。私以外には話しかける。
私だけを無視する。優しさが反射して、私は下を向くしかなかった。
みんなの知らない光景を私だけが見ているのだろうか…。
刺さるようなむき出しの感情は白か黒か?それはグレーなほどの無関心。

人は人の弱点をよく知っている。  つづく。

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