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第186話 登山家体質

2008年12月02日 00時27分03秒 | 子育て・「おママごと」

天王寺動物園に行ってきた。

息子と私だけの遠出。万一の時を想像してお出かけの準備。
下痢が続いているのでおむつは多め、予備の着替え上下一式。
ご飯におやつ、
食べない日が続いているので今日はいつもよりミルク多め、
出先では哺乳瓶も洗えないから数本セット。
冷めないよう保温ケースも。
スプーンも自分で持ちたがってはすぐに落とすから予備に数本。
携帯皿に、熱湯入水筒、ビニール袋、雨傘、保険証、防寒着・・・
リュックに息子の衣・食・住をパンパンにつめこんで、いざ出発。

公共機関での移動。
じっとできない息子を黙って座らせるというチャレンジ精神に則って、
車内へ。
あと少し、もう少しと息子に言いながら己を励まし、何とか目的地に到着。
この時点で既にもうひきかえしたい(ほど疲労困憊)

動物園着=達成感。無事着いたことに元気を取り戻す。
北園、まずはカバから。
きゃー、カバ、でっか~い。結構、大人も興奮できる。
のってきた。
息子は? 鳩に大興奮。 トラいるよ。トラいいの? 鳩に夢中。
ペンギンだー! 可愛いね~
息子は? リスに大笑い。 ペンギンいるよ。ペンギンは? リスの前から離れない。かなりずっとリス。
・・・そ。

好みの違いはあれど、動物を愛でる気持ちは一緒。
前半、順調だったのだが、
南園にさしかかったところで息子、エネルギー切れ。
ミルクを飲ませただけで、あっけなく寝てしまう。
飲み干したこの哺乳瓶、誰が背中のリュックに入れてくれるの?
抱いた手も、哺乳瓶も離せない。
寒空の下。大急ぎで夜行性動物舎へ避難。
夜行性動物に紛れて親子二人、急遽ここでお昼寝タイム。
暗がりの中、膝の上で眠る息子を眺めながら空気椅子ならぬ空気ベット状態・・・
闇にかくれて眠る♪俺たちゃ家なき親子なのさッのまま1時間停滞。

起きたはいいが、寝起きに寒空も風邪をひく。
暗闇におびえ泣く息子を抱え、近くのコアラ舎に逃げ込んだが、
機嫌が悪い。デリケートなコアラを前に泣き叫ぶ。
コアラの為に長居は出来ぬ。入園料は惜しいが、南園断念。

息子と二人の外出、
おトイレに(私が)行きたくなった場合どうすればいいのだろうか?
帰路、気がつけば、またおトイレに行っていない(私)
そういえば産後、トイレが近くない。
ママはトイレすらままならない状況の下、環境にあわせ体の仕組みが変わるのか。
万一に備えいつも用意周到なリュックを背負い、おトイレにほとんどいかない。
登山家のごとし。

余談だが、出産後の再就職活動。
雇用主様に宛て、産後ママを雇う利点としてトイレ休憩の少なさもあげたい。
しょうもないことと思われるかもしれないが、
離席時間の少なさはママ体質のなせる技。
育児休暇中の効能だと思うから。

コメント (2)
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