私に絵心があれば・・・と思う。
文字を連ねながら、これを絵にすれば一目了然、クスッと笑えるシーンなのになぁとか、
4コマ漫画にしたら忙しい方でもサッと読めるから、
もっとたくさんの方に見ていただけるのかなぁとか。
Kのくちばしを見ながら、子供の愛らしさを絵で表現できたらなぁ・・・とつくづく。
私は子供が集中している時にみせてくれる、
上唇がくの字にとがっているくちばしを見るのが大好き。
なかなか集中しないうえ、たとえ集中していても、唇がとがるパターンでなく、
口がひらいていき、よだれがダラダラになるパターンもありで、
なかなかお目にかかれないKのくちばし。
たまにおっ唇がとがってきたと思う時は、
そっと上から眺めたり、ななめ後ろから眺め、楽しんでいる。
後ろ姿で語る愛らしさもまた。
ズボンをきちんとはくと、通常おしりのぬいしろが数字の1のラインを描くのだが、
慣れぬ手つきではいたズボンのセンターがノの字によれている。
斜めノの字のまま遊ぶ後ろ姿を見ては、笑っている。
うんちの重みでノの字が1に正されることがある。
M.C.ハマーばりにズボンがのびる・・・(あぁ懐かし)
「どっちだ?」
小さな手をグーにするから、さらにちっちゃくなった両手を前に差し出す。
あのぉ手からはみ出して、隠しているつもりの新幹線が見えているんですけどぉ
ってシーンを4コマ目に描きたくなる。
当然、新幹線が見えている方を指し「こっち」とこたえてやる。
すると、また「どっちだ?」
さっきと持つ手、変わっていないし、はみだしているし、バレバレなんですけどぉ。
「こっち」と当てること数回。
とうとう「どっちだ?」と言って、持っている方の手を背中に隠す。
どっちってひとつしかないじゃん・・・後ろにある手を差したいが触らせてくれず、
仕方がないので何も入っていない手を指さす。
すると、嬉しそうに「ブブー」って。 この甘さを描きたい。
をかしさをうまく文字で表現できているのか・・・私に絵心があればなぁ。