第350話 ハリとヌキ

2011年02月23日 06時51分29秒 | Weblog

私は力を抜くのが下手なタイプ。
肩の力を抜いて、深呼吸で行う成果の方が大きいのだろうなと思いながら、
張りつめてしてしまう方。

私が一番下だったころ、先輩たちは私のことをすごく見ていたと思う。
なぜならば、直接監督下にあらずとも、後輩であるというだけで、
その進捗状況を気にかけしまうからである。先輩は見守ってくれているのである。
ただし、新入社員のみなさま、若いうちはあまり離席しない方がいいですよ。
見ている分、長時間離席時間も把握されてしまいます(笑)
見ていないように見えても、そこは先輩、忙しそうに見えても後輩に目を配る
余裕は持ち合わせているのですから。 などということが、
自身も先輩になって体感できたわけである。(第330話 注目の新人)

振り返って見ると入社から10年、私が一番下であるという緊張のハリ時代。
11年目に人事異動を経験し、新しい部署という緊張のハリ時代。
配属後すぐの結婚と出産だったので、申し訳なく気バリもあった。
復帰半年後、隣人の人事異動により突如、主担となってから・・・この2年、
ずっとハリつめて仕事をしていたような気がする。
15年かぁ・・・もうそろそろいいかなって思う。もう少し、抜いて、生きたい。
ハンドルのあそびのような、あそびすぎてもだめな適度なヌキ。

もしも来年、同じ部署で業務を深められるのであれば、慣れからの余裕で力みを抜き、
新部署への配属となっても2度目の人事異動となる。初めてではないのだから、
力まずにいこうと。
毎年のことであるが、人事異動発表を前に少なからずも課内の空気がよどむ。
なんとなくみんな意識し、その思いが仕事の仕方にあらわれるからだろう。
これは、職場全体としてその「気になること」へのハリ(笑)
張りの中にあっても、抜きをつくる。来年度、どこにいようがこれが、私のブレない目標。

コメント
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