第530話 逃げるが勝ち

2013年01月13日 09時38分25秒 | Weblog

友人が「私はあんまり相手を不快と思わないから、
不快だと思う相手の気持ちがいまいち分かっていないかもしれない」と。
世の中が不安定の影響か、カルシウムが足りないのかなんとなく世の中がささくれだち、
すぐにカチンと着たり、イラっとしたりする人が多い中で、
不快だと思うことがないだなんて!
だから、だ。
彼女と話していると、誰とでも仲良くやっていけるタイプだろうなと思うことが多々ある。
それは彼女自身がいつも快スイッチだから、楽しいのだと。
彼女の悩みの種は私からすると魅力の種なのだが・・・
誰とでも、誰にでもなんて不可能だと知りつつ、やはりいい気はしない。
答えなどすぐに見つかるものではないけれど、友達が落ち込んでいる時は一緒に考えたい。

この歳になっても、あ、今、相手を傷つけてしまったなと思うこと多々あり。
気づいている場合はいいけれど、知らず知らずのうちに罪を犯していることもあるようで、
いくつになっても人間関係は難問だ。
私が同じことをしても、その日の状況によって相手の解釈が異なる場合もあるだろうし、
相手の思いがどこから来ているのか踏み込んでいくことも、変えることも難しい。
信念が異なれば、どんなに言葉を重ねても伝わらない場合だってある。
いい解答例は色々あるのだろうけれど、ここ最近、
あぁ、これは自分自身でどうにかできる問題でもないなと流れが変わるのを待っている。
果敢に話しかけるとか関係を修復するような努力改善型ではないかもしれないけれど、
お互い、力を抜いて軽やかにかわしていけたらいいね。
(かわし方はきっと私よりあなたの方が上手だと思うわ)

コメント (2)
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