第573話、第574話と人材育成について書いてみたのだが、
改めて「子育て」が仕事に、「仕事」が子育てに活きていることを実感する。
仕事と家庭の両立が難しいだけに、いい相互関係になればと願う。
「首相 育休3歳まで延長の考え」というニュースを見た。
3年後、見知らぬ上司に「はじめまして」・・・とか?
入社2年目に子供を産んだとして、復帰時1つ年下の後輩はキャリアで先輩・・・とか?
そんな職場に復帰できる勇気があるかどうか・・・である。
私としては3年休暇をいただけるよりも、
まずは、時短制度(もちろん給与カット)を見直していただきたいと思うところである。
小1の壁、小4の壁と言われるよう働く女性にとって折々に様々な壁が存在する。
早い下校時間に加え、夏休み、冬休み、春休み・・・
年長児を持つ私は今、その壁に目前にどうしたものかと悩んでいる。
3歳児神話にあわせるよりも、一気にいただける3年分の時間を
毎日少しずつ早めの退社という形でいただきたいところである。
少し前に「育児休暇取得 プラス評価に」と記事を見たが、
これはどうか・・・とがっくりした。
産む性・産まない性、産む人生・産まない人生。それぞれに公平である方が、
取得する側にとっては取得しやすいのではないかと思うのだが。
子育ては産んでからが長い。
仕事と家庭の両立に対する時間的、そして、何より社会の意識改革的な
フォローアップ制度があればと心から願う。
産んだことより育てることを、評価ではなく応援という形で、お考えいただきたいなと思うところである。