たまたま手にした絵本「おかあちゃんがつくったる」(長谷川義史著・講談社)
主人公は、小学3年生男子。 息子と一緒だ、息子にどうかな?
な気持ちで読み進めたが・・・
おかんと息子のジェネレーションギャップによるセンスの違いや
なぜか余計なことをしてしまうおかん像が なんとも昭和な香り。
昔、弟が大切にしていた「アブリル・ラヴィーンのサイン入りTシャツ」を
母が洗濯機にかけてしまい、消え入りそうに薄くなったサインを前に
弟が激怒していたことなどが思い出され、
おかんはどうして予想だにつかない行動をしてしまうのか
思い当たるところがおかしい。
笑いつつ、こんなおかんに育てられた子どもは
不良(←死語?)にならない、グレ(←死語?)ない、道を外さないんだろうなと思う。
子ども向けというより 対象年齢は30代後半以上と思われる。