小学校3年男子、
新学期に自己紹介カードを考える息子に
「ぼくのニセモノをつくるには」(ヨシタケシンスケ著・ブロンズ新社)を
読ませてみようと思い立つ。
読み終わるのを待ち、
「どうだった? どう思った?」と反応が気になる私に
「え、よくわからん」・・・て。
大人だったらすぐに伝わる作者の制作意図が理解できないとは・・・
息子の読解力のなさにがっくりきたが、いや待てよ と。
そう簡単に答えを導き出せないのが哲学の楽しみ。
答えはひとつではないのかもしれない。感じ方はひとそれぞれだ。
息子の言うよう
簡単にわかったつもりになるのは間違っているかもしれない。
(と気持ちを奮い立たせる)