第2772話 信じる(という希望)

2020年11月04日 08時00分00秒 | 子育て・「おママごと」

信じていたのに

裏切られた感が続いて(前話)

不調に陥った息子。(第2769話)

もう一度 信じて欲しい親心。

 

まず、芦田愛菜さんの「信じるとは?」を見せ、

息子が 先生に抱いていた理想の人物像を壊す。

先生の 見えなかった部分が見えただけ、

に気づいて欲しかったが、

息子には ちょっと難しかったよう。

 

次に、我が家の大黒柱・パパに意見を求める。

「論外だ」問題については、

「主語は テストの点数が、であって

K(息子)が、論外ではない。人格否定ではない」

(ここまでは、私と同じ)

「居残り」問題については?

「先生から、なんて言われたんだ?」

(質問によるフィードバックは私にはなかった)

「残るようにと言われた」

「であれば、残すことが目的で

その後、いるかどうかをチェックしにくる等

言っていない。先生の中では 残った後

そのまま帰っていいという思いで伝えた指示だ。

先生は、先生でちゃんと伝えたと思っている。

先生は、言葉足らずだっただけだ」

なるほど・・・

省略された言葉の中にある 解釈のズレ。

 

息子の中では、残ったその先に

先生が残っているか 確認しにきてくれる

思いがあったのだろう。

先生と息子の 解釈の違いから起きた不運。

それにしても、

伝え方で こんなに結果が変わるなんて・・・

主語を添えない(ことが多い)日本語だから生じたトラブル。

行間を読む国語脳 と 結論だけを端的に伝えた数学脳。

息子と先生の違いにまで話が発展し、面白かった。

 

息子は 先生のことを信じていただけに

納得できない様子であったが、

芦田愛菜論より わかりやすかったようで

不服ながらも 終焉を迎えた。

息子も もう少し 大きくなると、

「それも、その人なんだ」と受け止められる、

慮れるんじゃないかと期待する。

コメント (1)
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