「あれ」、「それ」、「どれ」、「これ」。
夫との会話で年々増える「こそあど言葉」。
互いがイメージしているモノやコトが
伝わらないはがゆさをクイズに「こそあど言葉」。
平家物語の冒頭
「祇園精舎の鐘の声。諸行無常の響きあり」
学生時代、単なる音として記憶した諸行無常。
大人になって意味を伴った時、心の中でそらんじる
「しょぎょうむじょうのひびきあり」
以上、「今年のにほんご」2023年(お段の音)
夫婦生活で感じる「こそあど言葉」と
人生の折々にそらんじてしまう「諸行無常」で
(応募、ラスト)チャレンジ作品。
※ お段の音
清音 お・こ・そ・と・の・ほ・も・よ・ろ・を
濁音 きょ・ぎょ・しょ・じょ・ちょ・にょ・ひょ・びょ・みょ・りょ