昔は、女性を追い求め(ているにもかかわらず)、
「満たされない」と言う光源氏に怒りを覚えたが、
今 読み返すと、哀しく あわれ に思う。
登場女性に至っては本来 魅力であるところが
強みではなく、弱みとして働くところも哀しい。
父・桐壺帝が 気づいていないと・・・?
亡き母・桐壺更衣に似た 藤壺に恋焦がれ、
紫の上を育て。
面影が似ている女性を・・・見方を変えると、
また異なる物語(解釈)になっていく「源氏物語」
反面教師に「源氏物語」とも思うが、
わかっていても そうせずにはいられない 業。
みな 幸せではない 哀しき物語。
原文・全文を 読んでいない。
歌(和歌)の真意さえ わからぬ身で
語る「源氏物語」(ではありますが、明日につづく)
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