第3352話 光の君(今昔)物語

2022年06月07日 08時00分00秒 | 読む(小説・物語)

昔は、女性を追い求め(ているにもかかわらず)、

「満たされない」と言う光源氏に怒りを覚えたが、

今 読み返すと、哀しく あわれ に思う。

登場女性に至っては本来 魅力であるところが

強みではなく、弱みとして働くところも哀しい。

 

父・桐壺帝が 気づいていないと・・・?

亡き母・桐壺更衣に似た 藤壺に恋焦がれ、

紫の上を育て。

面影が似ている女性を・・・見方を変えると、

また異なる物語(解釈)になっていく「源氏物語」

 

反面教師に「源氏物語」とも思うが、

わかっていても そうせずにはいられない 業。

みな 幸せではない 哀しき物語。

原文・全文を 読んでいない。

歌(和歌)の真意さえ わからぬ身で

語る「源氏物語」(ではありますが、明日につづく)


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