第4327話 壊れていく人々

2025年01月29日 08時00分00秒 | Weblog

利用している 郵便局。

やる気のない方、不親切な方がいる中で

いつも気持ちのいい対応をしてくださる

局員がいて 私はその方が好きだった。

 

ある日、訪ねると、

年配女性(お客様)の怒鳴り声。

責任者の方が出てきて対応されていたが、

どうやら怒りの矛先は 私が

なんていい人と思っている(冒頭の)方。

 

その日以降、

その局員の方をしばらくお見かけせず、

ようやくその方のお姿を確認できた時、

以前のイキイキ感がなくなっていた。

 

自分に気に食わぬことがあったとして

そこまで怒鳴り散らす必要(権利)が

どこにあるのか・・あぁ、こうして

いい人(のそれまで)が

つぶされていくなんて・・・

 

怒鳴るお客様の声が遠ざかっていく。

安堵しながら あのあとすぐ

上司から 別室で「君は悪くない。

お客様の機嫌が悪かっただけだから

気にやむことはない」とフォローが

ありますよう祈った日からかれこれ・・・

回復に時間を要するつらさ。


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