我が社は毎年8月に職員旅行があり、この時、息子は私の実家にてお泊り保育となる。
じぃじと遊ぶ時は、いつも 魚つりに行くのが恒例行事。
この日も 魚つりに行ける喜びに、私との別れは実にあっさり。 その様子に安心して出掛けた。
職員旅行から戻ると、息子が沈んでいる。
「ママに言ったら たぶん怒ると思うから・・・」
「何?」
「あんな、ぼくな、鯉、つれて、うれしくってな、喜んでたら・・・(釣堀の中に)落ちてん」
息子から聞く前に 既に じぃじから、釣堀に落ちて水場をお借りして体を洗ったこと、
息子の不在に気づき、慌てて飛び込んだ父は着替えもなく、
裸に下着姿で車を運転して帰ることになったことを聞いていた。
いつも 大きな魚が釣れず、初めて釣れた大物の鯉。
あまりにも嬉しくて 鯉を入れていたバケツを持って 飛び上がって喜んで、そのままズボっと。
「泣いた?」
「びっくりした」 あまりにもびっくりしすぎて、泣くことすらできなかった夏休みの出来事。
息子の「まいにちにっき」に綴られることはないであろう この思い出をここに記録する。
追伸。
この出来事をきっかけに9月からスイミングを習う。(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます