昔から息子の頭が右肩にくるよう抱っこする方がしっくりくるので
ずっとそう。
保育園に預ける時も、外出先で駄々をこねた時も、途中歩けなくなって眠ってしまった時も
抱き上げてはいつも私の右肩に息子の顔。
数年の時を経て、
茶色のダウンコート右肩にはクリーニングに出してもとれない
息子の涙とよだれの跡がかすかに残る。
右肩のシミのこともあって
ここぞという時にはファー付のロングコートの出番だが、
茶色のダウンコートは普段使いに格下げ、汚れても平気と気兼ねなく毎日着用。
参観日に息子から手紙をもらう。(第1196話「素直な参観日」)
「お母さんへ」そう書かれた封筒の裏には茶色のダウンコートを着た私の絵。
びっくりする私に「いつも着てるやろ」と微笑む息子。
今更よそ行きの勝負服に変えることもできず、どおしてなの~
今日に限って~ 安いサンダルを履いてた~ (頭の中を流れるユーミン)
どうなってもいいと着たおして薄汚れたアウターが
時を重ねて母の象徴になろうとは・・・ 。
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