降水確率0%。
空には雲ひとつなく、日陰なし。
じりじりと焦げるような秋晴れの中、運動会が(無事)開催された。
団体演技(演舞)
小学校の運動場できく音楽は、なぜか心に響く。
いつもならきいても泣かない曲なのに、
小学生たちが練習を重ねてついに迎えた本番 に涙があふれる。
中でも、6年生の組み立て体操。
小学校生活最後の・・・親の思いと子どもたちの気合いが会場を包む。
後ろにいる保護者が話す。
「昔、体操服についた砂をはらっても 先生に怒られたんだよね~」
ききながら、そうそう 私の子どもの頃もそうだった と。
裸足で大地を踏みしめ、
汚れ(格好)も気にせず、身体だけで表現していく。
身体ウェーブに7段人間ピラミッド。(なんて、アナログ!)
その眩しさと美しさに落涙。 (運動会、最高!!)
「よくもまぁ、毎年新鮮に感動できるよなぁ・・・」
主人が呆れている。
毎年、赤の他人の6年生の組み立てを見ては泣く私。
小川洋子著の「原稿零枚日記」にあった「運動会荒らし」を思い出し、
自分にもその気があると自覚する。
セキュリティ上許されるのであれば、
年老いてなお一年に一度、この秋の祭典を楽しみたい。
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