ついに、迎えたマラソン大会当日。
私が小学生だった頃も耐寒マラソンがあった。
大会というものの単なる体育の一環かと思い、
昨年 観戦にいかなかったのであるが、
大会後、息子が「他の子のママは応援に来てたのに・・・」と悲しんだ。
あれから1年、今年こそはと 代休を取得し、応援に行く。
9時過ぎに一斉にスタート。
スタート時の群集猛ダッシュはどこか合戦足軽隊のようで
自分の息子がどこにいるのかわからない。
8分後、トップランナーが戻ってくる。
お友達が次々にゴールしていく中、なぜか息子が戻ってこない。
2年生全員がゴールし、1年生の姿も見えなくなったころ、
息子が先生と共にゆっくり戻ってくる。
校庭を歩きながらゴールし、そのまま保健室へと消えて行った。
敗因は急な腹痛。
私が迎えに行くと、息子が自分の不甲斐なさを思い出し、涙する。
体調不良の中、最後まで完走したことをたたえたが、
学年最下位であったことが相当悔しかったと見え、泣いたり怒ったり。
マラソンは2キロ、所要時間20分以内のイベントである。
たった20分だが、最下位ゴールの年に立ち会えてよかったと思う。
ビリを経験できることなんてめったにない。 最下位からの復活、上昇を目指して。
そして、来年も会社を休み、(休めなければ遅刻してでも) 応援に行かねばと誓う。
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