小学校、初・運動会、ついに開幕。
まずは、開会式。
小学校は保育園時代に比して、ぐっと児童数が多くなる。
次々に出てくる児童たちに息子が紛れ、見失い、井の中の蛙、大海に出たことをかみ締める。
小学校は保育園時代に比して、ぐっと身体能力が高くなる。
リレーのスピード感、演舞の仕上がり、可愛さから格好よさへ。迫力が増し、見ごたえがある。
楽しく観覧していたのだが、リレーを見ながら、
この子はすごく足が速いにもかかわらず、
最下位を走り続けることに疑問が沸き起こる。
団体競技だからそれは仕方がないのはわかる。
ただ、その後、個人競技がないので彼の思い出は最下位のままなのが気にかかる。
徒競走という個人競技があり、足の速い子が英雄になれるシーンがあればいいが、
リレーのみだと自分の実力ではどうにもならない開きが既に生まれている中での勝負となる。
個人競技が少ない。 もっとあってもいいではないか競争社会種目。
かけっこが苦手で運動会が嫌いな子もいよう。(我が子も決して速い方ではない)
が、個で、本気でたたかうシーンがあっていいのではないか。
全力でたたかい、 「あいつにはかなわない」 と負けを認める。
お友達の身体能力の高さを褒め称える競技があってもいいのではないか。
偏差値は出すのに? オリンピックは見るのに?
運動会にヒーローがいない。
弱者を守るあまり、強者を伸ばす機会をなくしているような気がしてならない。
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