第３０５７話 寿亭（三重・湯の山温泉）

玄関（入口）に向かう

庭園のアプローチが趣深い「寿亭」

歴史と伝統が息づく老舗旅館・・・

そこには　ホテルさながら　否、

ホテル以上の「合理的」があった。

 

お部屋に向かうまでの道すがら

自分にあった　浴衣のサイズを選ぶ。

使用枚数を多くする、色浴衣にする場合、

別途料金発生。

お部屋にあるアメニティーは

歯ブラシセットのみ。その他は、

大浴場前に設置され、必要な人が

必要な分だけ　自由にお取りいただく

バイキング・システム。

浴衣１枚、バスタオル・タオル各１枚。

お部屋の内風呂に　シャンプー等なく、

利用の場合、連絡してお届けいただく。（斬新）

 

コロナの影響により、

夕食（お部屋食）は、一度の配膳で

刺身と松阪牛のステーキと鍋物・・・

ほとんど並び、（焼き頃、食べ頃があるので

私はちょっと焦った）

事前（予約時）に

ステーキと伊勢海老の黄金焼きをつけたが、

食事中に追加注文の方がよかったのかしら。

料理の説明は　お品書きの中に

詳細が記されている。（紙面で黙読形式、これはいい）

 

コロナ対策について　の裏面がアンケートに

なっており、無駄なく　うまいといえば、

うまいのだが・・・

伝統と革新、お客様の心に何が残るのか、

その兼ね合いの難しさを思わずにはいられない。