第３０５６話 鹿の湯ホテル（三重・湯の山温泉）

鹿の湯ホテル。

ここで印象的だったのが、素顔の見える情報公開。

今は、マスクで　顔が見えない状況下だが、

お部屋に「おもてなしスタッフ紹介カード」

というものがあり、（写真でもマスク装着姿なのだが）

顔写真と手書きの自己紹介（趣味・出身地・コロナ終息後に

してみたいこと・私は○○○です・自由記述メッセージ欄）

女将さんや料理長もあって　楽しい。

貸出しのおもちゃも「おもちゃの木」で紹介。

お食事処の箸置きは、折り紙。

その他、メニュー表の随所に手書きのイラスト入り。

 

上質を目ざすと、スタイリッシュになりがち。

それは　それで　素敵な空間　なのだが、

手作りのあたたかさに　ほっこりする時もある。

 

そんな親しみやすさと共に印象的だったのが、

若手従業員の　気持ちのいい接客。

女将さんに直接会って聞いたわけではなく、

想像の範囲だが、本人の努力だけでなく、

先人の教育（導き）あってなせる技。

縁の下の　女将さん、できる女性とみた！

行き届いているな・・・私も

そう思われるよう　後輩を育成したい。