こうして、おともだちを じゅんじゅんに たずねて いきましたが、
どの ともだちも おなじ ことを いうのでありました。
とうとう はじめの でんでんむしは きが つきました。
「くらい から わたしの きれいな もようが めだたないのね。
もっと この からが めだつばしょに いって
映えるしゃしん を とれば いいのよ。」
そして、この でんでんむしは その からが めだつよう
ほんらい かくれていなければならない ひるま の、
みどりの は のうえに いきました。
「やっぱり。 おもった とおり、
あかるい ひのひかり のほうが めだつわ。 とっても きれい。」
そういって ほほえんだ きおくを さいごに
はじめの でんでんむしは きを うしないました。
めだつ でんでんむしの からを とりが みつけて たべてしまった のであります。
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