第352話 ダーリンは外国人

2011年03月02日 02時22分00秒 | 子育て・「おママごと」
丑三つ時に目覚めてしまう・・・
無理に寝ようとせず、せっかくだから書いてみようと思う。

息子がひらがなを覚えた。
私がひらがなを覚えたのはいつだろうか・・・
早いのではないか、こいつはすごいんじゃないかと親バカモードになる胸の高まりを
「この頃の親は自分の子が天才ではないかと勘違いする」という言葉を思い出し、
どうにかこうにか鎮める。
今回の場合、教えようとしたわけではなかった無欲の勝利であろう。

それにしても、日本語って難しいなと思う。
それまで象を「ぞお」と言っていた息子が、ひらがなを見て「ぞう」と発音しだす。
(「可哀そうなゾウ」と発音する笑い飯の漫才を思い出し、個人的にウケる)
息子が恐竜戦車(ウルトラシリーズに出てくる怪獣の名前)の絵を書き、
私に「きょうりゅうせんしゃ」と付記して欲しいと頼む。
書くと、「違う! うはいらない」と泣きだす。
「え、これだったら、きょりゅせんしゃだよ。おかしいよ」と言っても、
息子の中では「きょ~りゅ~せんしゃ」、ウの発音はないので、うはいらないということに。
は、も難しい。
「こんにちは」と書いて、「こんにちワ」と読むのだが、
(今、入力しても勝手に最後の「わ」を「は」に変換されるほどの定番だが)
息子はここにきて「こんにちハ」と読みだした。
「ん~、確かにね、確かに、これは、ハ、なんだけど、
最初に出てこないハはワと読むの。難しいよね・・・ママも難しいと思う」と
訳がわからない解説をしてしまう。
私、ひらがなを習う時、どう教えてもらったっけ・・・Oh、ニホンゴ、ムズカシイネぇ
気分は外国人。そして、私の愛しいダーリンも日本語の難しい壁にぶち当たっている様子。

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