主人もやはり組織人。
渦中にいる身、仕事に対する思いは書かぬようにと忠告を受けましたので、
年度末より綴って参りました私のビジネス論、今宵でひとまず終了しようと思います。
ということで、最後のお話。
働き方には「私」が出ます。
ぶちあたるのは、いつも自分という壁。
私のようなタイプは徹底的に自己嫌悪に陥ります。
抜け出せない「自分」にもがき苦しみますが、私にとってこれが仕事の面白さでもあります。
内観の後、見えてくる人の心。
人の心ですから、もちろん自分の心ほどお見通しとまではいきませんが、
推し量り、「わかります。それはさぞかし辛かったでしょう」と共感できることがあります。
そんな時、私の経験は無駄ではなかったのだなと思います。
企業は人なりと申します。この格言の意味とは別に、
人の心渦巻くものなり、なのも仕事の面白さであります。
本音を語り合わぬ場でありながら、その行動のひとつひとつに真意が伝わってしまう面白さ。
学生時代のように「ごめんね」と言えず、不器用な関係を引きづってしまう哀しさ。
若い頃にはわからなったそんな不器用な人間の愛おしさ・・・今ならわかる気がいたします。
人が人にする嫌がらせも全世代共通。排除と情報が鍵を握り、高が知れる境地に達することも。
とかくこの世は住みにくい面白さがあるわけです。
自分を知り、世を知る面白さ、だから仕事は辞められません(笑)
あ、子育ても自分を思い知らされますね・・・
どちらも「私」の為になることは間違いありません。
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