目前にひろがる青い海、白い砂浜、
部屋には、海を眺めるための椅子。
喫茶スペースはいつでもどうぞ、ご自由に。
冷蔵庫内のドリンクは、オールフリー。
チェックアウト時に手渡された おにぎりに至るまで
至れり尽くせり。
そんなスタイリッシュな宿にとまった後の宿が・・・
Wi-Fi完備の広告に反し、
つながらないと訴えると、気まずい雰囲気・・・
他の部屋では、つながっているのでしょうか?
(と、暗に「お部屋を変えてみては?」の思いを添えてみても)
「他の部屋のことはわかりません」って そりゃそうだ・・・
(ここはマイナスをとってプラスに変えるところでは?)
宿に対する期待が小さくなり始めた夕食時。
昔ながらの、交流が始まる。
仲居さん「学校で 得意な教科はなに?」
息子「・・・」
仲居さん「おばちゃんの息子は、体育と給食」
そう答えればいいのか! その回答、いただき。
鉄板焼きで「鉄板があたたかくなったら、お肉をのせてくださいね」
手を近づけ、熱を感じようとする我々に
「手は焼かないようにね。 私は、息子で手を焼きましたけど」
お~(感嘆) 気を遣う苦手な風習だと思っていたが、
女将の挨拶より学び多きものとなった仲居さんの見事な切り返し。
時代にあわないのではないかと思われた対話型給仕だが、
ほどよい距離の取り方と明るさに 年老いてなお の接客を学ぶ。
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