第1874話 対・老朽化

2018年05月22日 06時30分00秒 | 泊まる(ホテル・旅館)

久しぶりの、プチ・ホテルジャンキーシリーズは、

古くから続く 旅館。

 

窓をあけてびっくり。

宿泊予約時、お部屋からの景観の悪さについて

お詫びの一筆が添えられていたが、まさかこれほどとは・・・

室内の柱にも歴史を感じる傷と壁にかけた薄型テレビの

新旧 混在感。

時と共に老朽化していくのは、仕方のないこと。

このマイナスをどうプラスに転じるか? だ。

 

お部屋へと続く廊下は 間接照明のほのぐらさで

老朽化を目立たないようにしつつ、落ち着きのある空間を演出。

ロビーのアトリウムやお香の香り。

老舗の一流旅館と一流ホテルのよいところを

積極的に取り入れようとしている。(気合いは感じる)

せっかく ここまで頑張っているのだから

安っぽく輝く電飾モニターはいらないかも・・・

この誰のセンス(意見)かわからぬ模索が、

あと一歩のご愛嬌。

 

温泉(浴場)の数も多く、景観を補う頑張りなのだが、

今となっては、旅館より高いマンションが増え、

望遠レンズも高機能となり、向こうから見える?

不安に少々落ち着かない(笑)

夜の(比較的)若手給仕さんに、朝の年配給仕さん。

古くから続く 旅館あるある も洗練さにやや欠ける。

 

が、終わり良ければすべてよし?

チェックアウト時、子どもにお菓子をくれたり、

大人に飴をくれたり、

お見送りに感じるお心遣いに感謝しつつ、

リピーターになるか、一見さんになるか・・・

もう少し強化するなら、お料理では?

根本的な改善点を感じる帰り道。


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