第1875話 風薫る参観

2018年05月23日 06時30分00秒 | 子育て・「おママごと」

午後半休にして向かっても 参観は遅刻必至。

小学校目ざして走り、校内迷って、たずねて、

なんとか教室にたどり着くと、もぬけの殻。

みんな、どこ?

黒板に、理科室への誘導文あり。で、

理科室、どこ? 再び走って、たずねて、

到着した頃には、汗だく。

それでも、時折 窓から届く風が気持ちいい

風薫る(5月の) 参観。

 

「顕微鏡をのぞいてみよう」

プレパラート・・・懐かしい響き。

忘れていた あの頃(非日常用語)に出会うのも

参観の魅力。

のぞいて確認するのは、ミジンコ。

顕微鏡をのぞいては、「きっしょ」、「うわ~」

子どもたちが気持ち悪がっている様子を参観しながら

私も覗き込みたくなる。

そんなにミジンコが見たいか、本当にミジンコを見たいのか、

自分に問うて、なんとか思いとどまる(笑)

 

それにしても

覗き見るという行為は、なんと心惹かれるものなのだろう。

いや、目には見えないものたちが、はっきり見えてしまうのは

恐ろしいことなのかもしれない。

この中で大きくなっても顕微鏡を見続けるのは何人だろう。

顕微鏡の学習等5教科の学びは、職業発見、出会いの場?

理科室で見た顕微鏡の楽しさが忘れられず、将来、私は・・・

なんて人がいるのだろうか。

見るだけの45分間は、後半 持て余し気味にて 物思いにふける

風薫る(5月の) 参観。

 


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