第683話 刷り込み

2014年01月26日 06時13分52秒 | Weblog
「K君のお母さん」
保育園で呼び止められ、見ると、私の知らない女の子だった。
同じクラス(息子は年長クラス)の子でない。下のクラスの子が私に何の用だろう・・・
「そうだけど、なにかな?」の質問に対し、
「ママの車に車をブツけた人」と言う。周りに人がいる。隣で息子もきいている。
「その話は誰に聞いたの?」
「ママ」

それは2年ほど前、
正確に言うと2012年7月、園の駐車場で停車を試みた時の事故だった。
「D」を「R」に切り替え、バックしている時に停車中の車にあたり、
こちらが修理代を全額負担という形で終了。
もちろん故意ではなかったが、その後、園でその方をお見かけする際、
「あてた身」としての負い目があり、こちらも忘れたことはなかったが・・・
2014年1月、その女の子の無邪気さに傷つく。

事故当時、その女の子は2歳か3歳。親があえて教えないとわからない年齢だ。
親同士の問題だと思っていたが、先方でいまだ親子の会話としてなされていることを知る。
しかも、その教えは「あてた人」までで「なおした」までではない。
息子にはママが故意でした事故ではないこと、謝ってきちんと弁償したことを伝える。
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