11月22日、いい夫婦の日。
夫婦について考えてみる。
理想と現実は異なるもので、
結婚したら、あぁしたい、こぅしたい と色々夢見ていた。
いつも隣に主人がいて、共に歩んでくれるものだと思っていたが、
一緒になった人は、共に歩けない人だった・・・
太っているせいか、歩き始めては、すぐに疲れる。
個人的趣味、好き嫌いがはっきりしているため、
私と同じ景色(映画や演劇、音楽に至るまで)を見ようとしない。
そんな感じだから 出先で、家で、私は、おひとりさま。
暑がりな主人と寒がりな私で快適温度が異なり、家庭内別居化が進む。
唯一共にできているのが、晩御飯を食べること
くらいなのであるが、この一点だけでも死守して、細々と続けていけたらと思っている。
結婚して9年、
主人の私に対するお小言、怒りに気分を害しながらも
心のどこかで 外では見せぬ顔を見せるよき兆候だとも思っている。
血のつながりのない赤の他人同士が夫婦になって・・・
節度も大事だが、喜怒哀楽、様々な感情のぶつかり合いも
ひとつ屋根の下、家族になるための必要な軋轢であると考える。
私が結婚を語るには、まだ結婚暦が浅いので
子どもの立場から夫婦(両親)を見ると、
夫婦間の愛情を肌で感じながら安心して育ってきたこと、
成人し、自立していること、
この2点を成し遂げていることから見て、私の両親はいい夫婦だと思う。
縁あって結婚し、縁あって息子と親子になれたのだから
私も息子が我々夫婦に不安を抱くことなく育ち、
いつか私のもとを巣立った後、また主人と2人共にあることができたなら
「私たちは、いい夫婦です」と胸をはって言えることであろうと思う。
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