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第249話 この男、イニシャルH

2009年11月13日 04時54分17秒 | 子育て・「おママごと」

前話の流れから。
自己犠牲の精神で、
息子を園(元気)に送り届けるためのこの精神面から体調面までのフォローを考えると、
私って・・・ほんとよくやってる!(笑) 一方、主人は?

インフルエンザ休園相談に、「私は休めない」と即、家庭保育戦線離脱。
(わかっていることなので、怒りはない)
残業のため育児圏外に位置し、明日の出勤に備え、自室にて早々にご就寝。
(いつものことなので、平常心)
そんな主人が早くいつもより早く帰ってきた(あまりないこと)
晩御飯は粗食を心がけている?のだが、主人はとにかく料理は小皿で品数派なので、
とりいそぎ、三菜一汁作った(あまりないことだが)
私って・・・ほんとよくやってる!(笑) 一方、主人は?

雑誌読みながら、ご飯。 会話は?
食べ終わったら、自分の分だけ、洗い物。私、まだ食べているのに?
でも、疲れている時は洗わない。洗わないどころか、運ばない。翌朝、カチカチ。
お風呂に入れば、洗わず、浸かる。信じられない!
熱っぽいと言ってはよく伏している。毎回心配して体温計を渡すけれど、いつも平熱。
気から弱っているだけだが、職場の昼休みにその後の体調を伺うメールを送る。
「まだ少し熱っぽい(体温計では数字は出ない)けど、大丈夫です」
文面そのまま主人からの返信。この人って・・・アンビリバボ~(エコーがかかる)

私はどうしてこの人と結婚したのだろう・・・
もう一度言う。お風呂に入れば、洗わず、浸かる。2度表記しても足らないくらい
結構、アンビリバボーな主人なのであるが・・・
出先のスーパーでカートがぐちゃぐちゃになっているのを見ると、直していたり、
道端に落ちている(赤の他人の)ゴミをひらって、捨てている。
朝、息子を園に送り届けてもらっている。
私の無遅刻と引き換えに主人が遅刻したときくと、ちょっと辛い。
「そんな1分、2分の遅刻ぐらいなら、
タイムカード押してから車、駐車場にとめにいったらいいやん。みんなしてるやん」
というと、
「私はそんな手は使いたくない。使うくらいなら、潔く遅刻します」という。

人として信頼できる。
喧嘩してはいつも平行線ではあるが、たとえ一点だけでも手を手を取り合えるところが
あればいいのではないかと思ったとき、(第242話参照)
Hという字が浮かんだ。
結婚生活をたとえるならイメージ、H。
これもなにかの縁かなと思う。

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第248話 お疲れ様です

2009年11月13日 04時53分06秒 | 子育て・「おママごと」

新型インフルエンザ情報に心休まる日がない。
地域によって異なるかと思うが、私の住む町は行政の指導で、
1クラスで3名、発症した場合、そのクラスは5日間、休園措置となる。
一時は2名発症。リーチまでかかったが、なんとか無事開園継続中。
明日(の出勤)をも知れぬ身にて、職場では突然の休暇に備えてのグラウンド作り、
家では対インフルエンザの息子の体調管理とせわしない。
この緊迫状態に神経がすりへって仕方がない・・・
思えば、私はいつも明日の登園(出勤)に向かっていきているなぁ・・・と、ふと。

息子にきちんとご飯を食べさせたいのも、早く眠らせたいのも、明日のため。
朝から晩まで息子の快適温度調整(手動)に細心の注意を払っている。
フルタイムで働いた後も引き続き、時間との闘い。
晩御飯作りは急ぐあまり包丁を持つ手が震えることも(笑)
風呂場では絶えず息子が転倒しないかの緊迫感を抱えての洗髪。
お風呂上りは髪も体も自然乾燥。
翌朝、今日も無事登園できたと職場で安堵したとき、我にかえる。
なんじゃこの服装は・・・
トイレに写る自身の姿、髪型を見て帰りたくなる今の自分。
駅で後ろから声をかけられた「スカート、ほつれていますよ」
不確かな前ばかりを追い、自分の後姿さえ振り返る余裕をなくしていたことに、ふと。

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第247話 無邪気

2009年11月01日 08時41分07秒 | 子育て・「おママごと」
牧場。
緑の高原に、白い羊。
親子で歓喜の声をあげながら走っていく。
近づくと、臭っ。しかも、何、この目・・・怖っ。
絶句する私を横に、息子は「ひつじさん、こんにちは」笑顔。目、キラキラ。
あんた、ピュアだよ。それに比べてなんて私は薄汚れてしまったの・・・
案外白くないベージュな羊のおしりにタッチしている息子を抱きしめたくなる。

動物園。
息子はカバが好き。さっきからずっと水の中。
「カバさぁ~ん」
顔を見せて欲しいから息子と共に呼びかける。
ちょっとだけ顔、浮く。それだけかい。何様?
私だけあきらめかけた頃、カバが突如動き出した。
出でくるとそれなりに大きく、私も一転、息子と一緒に大興奮。
カバ、出てきてすぐ まきふん。
キャー(息子)
ギャー(私)
うんちだけして、カバ帰る。まき飛ばされたふんが水中に・・・
カバ、口を大きくあけて、その水飲ん・・・だ。
拍手喝采(息子)
顔面蒼白(私)
カバってカバって・・・その場を立ち去ろうとする私に息子が「もう一回、もう一回」

カバってちょっとパパに似てる・・・邪気を振り払って、頑張れ、私。目指せ、無邪気。

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第246話 ママ、2歳、ニコッ

2009年11月01日 08時07分08秒 | 子育て・「おママごと」

取り損ねたボールがどこかにいってしまった。
息子「ボール、ない」
私「ない?」見渡すと、カーテンの陰に!「あったよ」と笑顔で振り向くと、
息子「K、自分でぇ~」と泣く。
私「はい、はい、自分でね」とボールをまた隅に隠す。その一部始終を見ていた
息子が首を左右に振りながら見渡し歩き(探すフリからかい)、
そして私がセットした場所に来て、
新鮮に「あった!(驚き顔)、あったよ!(笑顔)」

2歳、何かとイヤイヤが大変だが、大変以上に面白い。
おへそを触っている(彼のくせ)
私「おへそ、Kとママがつながっていたところ。Kはお腹の中にいたときのこと、
覚えてる?」
息子「うん」
私「そう!」(どんなだった?ってきこうと思った瞬間)
息子「(覚えていたことに) ありがとうって言って!」
私「う、うん、(覚えていてくれて) ありがとう」・・・

会話はいつも思う方向に行かないけれど、それが楽しい子供のつぶやき。

おもちゃのカメラをかまえて息子が一言 「ママ、2歳して!」

2歳? ピースのことか! 
限りあるボキャブラリーの中から懸命に意思疎通を図るこの工夫!
どんな勘違いもその真剣さに笑いへと昇華してしまう可愛らしさ!
ついに、きました「あのね」世代。
さて、今日はどんな詩的な言葉が飛び出すのか?!

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