第647話 今どきの観戦事情

2013年10月11日 06時12分14秒 | Weblog
公立小学校には、学校公開見学日というものがない。
小学校入学を前に、地元校区の、また、校区外の運動会を見に行くことにする。

驚いたのが、運動会のアウトドア化だ。
校庭が狭い小学校はアウトドア用のテーブルとチェアが目立ったが、
校庭の広い小学校では、コールマンだの、ロゴスだのタープまで、
中には、テントから観戦している方も(笑)
長時間の正座は辛い、観覧席に日陰が欲しいという気持ちを叶えた結果、
観戦風景も様変わりしたとみえる。

最後に訪れた小学校は一番生徒数の多い小学校。
ここは校庭が生徒に占領されているので、三脚の保有率とフェンス越し撮影率が高く、
野球場みたいだった。
それぞれの立地条件にあわせてあの手この手で我が子の記録に努める姿が微笑ましい。

小学6年生の組立体操。
体操服からのびた陽に焼けた細い足を見ながら7年後の息子を思ったのか涙があふれた。
こんなにも組立体操が心に沁みるものだとは・・・
いよいよ明日。保育園最後の運動会。鼓隊に組立体操。
親子競技もあるので泣かずに美しく観戦したいものだが・・・
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第646話 石文にうつった未来

2013年10月05日 19時25分53秒 | 子育て・「おママごと」

我が息子は落ちているガラスの破片を拾っては、宝石だ、竜の涙だと言って集めている。
なるほどそれはクリスタルの輝きに見えなくもなく、
モノによっては青みがかっていて宝石にも見えなくない・・・が。

休日出勤。家に帰ると「見せたいものがある」と言う。
これは?
「宝石」
パパと2人でテーマパーク内の「宝石さがし」をしたらしく、
目の前にある砂にくすむ石は本物の原石らしい。
「これ、犬のように、こうやって(手でかきわける仕草をして)見つけてん」
犬みたいにと3回も繰り返し訴えているので必死で探したとみえる。
「これ、ママが喜ぶかなぁと思って」と小さなピンク色の石をくれる。
息子の気持ちが嬉しく、ぎゅっと抱きしめる。

数日後。
園で拾った小さなおもちゃの宝石を自慢げに見せていたが、
その後、友達と走りまわっているうちに失くした模様。
悲しみに打ちひしがれる息子に理由を問うと、
お友達のAちゃん(女の子)が見つけて、息子にくれたものだと言う。
Aちゃんにあやまろうと励ます。 お礼に何かあげたら?と言うと、
「そうや あのピンク色の石! Aちゃんにあげようか」
え、あれはママのじゃ?!・・・近い将来が見えた気がした。

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第645話 if

2013年10月04日 21時44分00秒 | 子育て・「おママごと」
「ワニ 対 サメ ってどっちが強い?」
「ワニ 対 カバ」
「クマ 対 サイ」

息子の質問は考えてもよくわからないことが多く、悶々とする。
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第644話 クスノキ

2013年10月01日 06時41分01秒 | 子育て・「おママごと」

初対面の子どもが仲良くなっていく様を見るのは面白い。

息子、年長。A君、年中。H君、年中。H君の弟・2歳、全員男子の4人。
しあわせの村での出来事。
「あ、バッタ、おる」
「どこ、どこ」みんな集まってくる。
「ここ」
「ほんまや」
虫だったり、どんぐりだったり・・・たったこれだけでもう仲間。

「なぁ、冒険しよう」と子供たちが飛び散っていく。
どんな冒険かと思いきや朽ちた木の枝を集めてくるという遊び。
集めて運んで、親の足元に置いてはまた新たな落ち葉ならぬ落ち枝を探しにいく。
みんな、働き者だね~(笑) こんなに集めてどうするの?
「やきいも!」
枝→焚火→焼き芋かぁ。
このイメージ通りの目的も面白いなと思っていると、
H君が枝と形状の異なる平らな木の板を運んでくる。
木の板にはなんと「クスノキ」という白い文字!

「きゃ~、これ、あかん。どこでひろったん。返してきて!」
H君、きょとん。
「クスノキ」と書いてある面をお腹にあて、我々には板の裏面しか見えない状況で運び、
最後の最後で「クスノキ」
この衝撃に親、大爆笑。
子どもの、真顔で行う無知の事故(ハプニング)が面白い。

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