このタイトルも、資料はテレビ放送だけだ。
ある高校の先生の、情熱あふれる内容の番組だった。
おちこぼれと言われる生徒が、主に通う高校の先生の
話だった。
生徒達がつまずいてしまった時点を、調べていくと、
ほとんどの生徒達は共通して、分数でつまずいているこ
とが判明した、と言うことだった。
そこで分数を原理から、「理解」してもらえるように、
丁寧にゆっくりと教えていくと、みんな生き生きとして
学び始めた、と言うことだった。
では推測します。
「おちこぼれ」の中に「バカ」は一人もいない!。
超文系でヒステリックな先生によって、つくられたのでは
ないだろうか。
同時に、家庭が救いの手を出せなかった環境にあった
のではないだろうか。
ここで言う超文系とは、極端に数学が出来ない先生のこと
だ。公式や定理を、理解するのではなく、覚えてしまう
やり方で、受験を乗り越えてきた先生達のことだ。
そのメカニズムは、こうであったに違いない。
分数の足し算の場合だ。
1/3+1/4このパソコンでは3分の1+4分の1
をこのように表示するらしい。
これを教えるには=4/12+3/12のように分母の3と4をかけ
て分母を12にして、答え7/12と教える訳だ。
分数が出来る人には、かなり簡単な問題で、すんなりと、
とおり過ぎてしまう問題だ。
ところがこの時トオルくんが、なんで3と4をかけるのです
か、と質問しました。
すると先生は、分母が同じじゃないと計算できないからで
す、と答えます。
どうして分母が同じじゃないと、計算できないのですか。
ここで、「待ってました」「トオル君実にいい質問です」
と答えるのが、いい先生だよね。
そしてこの先生なら、トオル君は絶対に安心だな、と思
えるよね。
次は当然ヒステリックな先生のはなしです。