CB250エクスポート

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全然素朴でない疑問もおもしろい。 「おちこぼれ」には、バカは一人もいない?のつづき

2009-07-03 18:42:57 | 推測学原論

今日は超文系ヒステリック先生の登場だ。
先ほどの先生とは、正反対だ。

立て続けに質問されたので、少し顔つきが変わり始めた。
「こんなに簡単なのだから、覚えてしまいなさいよ。」
「分母どうしをかけて、お互いに相手の分子に分母をかけ
れば、いいんだからね。簡単でしょ。」

ところがトオル君のように、理解して、納得しながら学習
していくタイプは、このような教え方をされると、脳の中
に霧がもやもやと張ってしまい、大脳が作動しなくなって
しまうのだ。

算数を覚えてしまう方法で学ぶやり方は、そろばんのよう
に、小脳を主に使う学び方だ。

つまり「作業」なのだ。あまり考えることなく過ごしてし
まうのだ。
ところで、そろばんて、すごいよね。特に暗算などは、神
業だね。
ちなみに、そろばんの最大の苦手は何だと思いますか。

答えは、計算式が無いと「作業」が出来ない、です。
当たり前のことだが、前記のように覚える方法で、算数を
教えようとするのは、大脳をあまり使わないで、小脳を主
に使って「作業」することを教えていることなのだ。

先生の顔がだんだん険しくなっていくので、トオル君はも
う二度と質問をしなくなるし、脳内の霧もどんどん濃くな
っていくのではないだろうか。
そして「おちこぼれ」ていくのではないだろうか。

多分当たりだと思うよ。
疑問が有る人は、「鶴亀算」をどう習ったか、思い出して
みてください。

担任の先生が文系だと、1時間で、あっという間に通り過ぎ
てしまって、習ったことさえ覚えていない。
なんて人、いませんか。
ためしにもう一度、挑戦してみては。

方程式は使えません。これを文系の人が、小学生にきちん
と理解させるのは、かなりの難関ですよ。

コメント
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