最悪のトヨタミッションのEP91だったが、1年前に写真のメタルチューニングを100cc入れ
てみた。
入れてすぐに「おっ」、ぬるっとしたぜ。と感じた。ガコガコと墓石を磨いて造ったような感触だったミッションがぬるっとした感触になったのだ。
ま、でも、捨てようかと思っていたのが、もう少し乗ってみよう、と、思いなおさせる程度だった。
2万キロ我慢して乗ってきた。あげてしまったCRXが欲しくてたまらなくなっていた。
3日前にミッションオイルを交換した。あまり信じていない、パワーハウスアクセルの、メタルチューニングが余っていたので、もう一回だけ試すことにした。
ネッツトヨタのようなディーラーは、1ℓ缶からミッションに注入する小さなポンプを、たいていは持っていない。
で、注射器を持参した。
ビックリ仰天だ。生まれ変わっちまった。「ぬるっ」どころではない。
2回目がキーワードだ。2回目で急変するのだ。
「三菱のミッション」になっちまった。ギアを入れる、ではなく、「ギアを投げ込む」感覚にちょっとだけなった。
イメージとしては、ギアを入り口までもって行くと、スッと吸い込まれて…、シフトノブを放してしまう。これは三菱のミッションだ。
さすがにここまでは行かないが、いい感じになった。
やっとバイクなみのシフトアップが出来るようになった。今までも出来たのだが、気持ちよくできるようになったのだ。
楽しくてっしょうがない。ブンブンになっちまった。
ところで「バイクなみ」ってどのくらい?と思うよね。
ハーレーダビットソンのスポーツスターの平均よりは絶対に早い。新聞配達のスーパーカブなみかな?。
シビックのワンメイクレースのトップドライバーなみかな。最新のシビックのクラッチは凄いからね。残念ながらクラッチはどうしようもないね。トヨタはトホホだからね。
滑らなければいいでしょ。どこが悪いの。なんて今でも思っているんだよ、キット。