北海道新聞社発行「北の無人駅から」を読んで、是非とも行きた
くなった。
なんと駅に行く道がないんだそうだ。汽車(ディーゼル)で行くし
かないんだそうだ。
8月28日11時15分、苫小牧港を出発。
8分後に苫小牧グリーンホテル着、6㎞これが本日の走行距離だ。
まずはバイクを預かってもらい、苫小牧駅に向かう計画だ。シャッター付ガレージ
(先着6台ぐらいかな)で1泊400円だ。
東室蘭行は12時28分発だ。そこで長万部行に乗り換える。まだ11時30分だ。
腹ごしらえをすることにした。当然駅弁でしょう。
サーモン寿司650円だったかな。王子のスモークサーモンだそうだ。
味はよくわからなかった。米よりパンの方が合うんじゃないかな。でも米は美味
しかった。北海道の米は確実にウマくなっている。
こういう形にするんだったら、チーズのほうがウマいよ。わさびではなく和辛子
と醤油がよく合うよ。「北海道チーズ寿司」、いけると思いますよ。
こんな感じで東室蘭まで、2両列車各駅停車で行きます。13時32分着1時間4分です。
そして13時51分、下の写真の1両車(なんて言ったら言いんだろうか)で出発。
礼文駅を出て間もなく長いトンネルに入る。
そしてトンネルを出たところが小幌駅だ。
着いた。たったこれだけだ。緊張する。最強のマスタードガンに自分で付けた、
2重の安全装置のタイラップをほどく。安全装置をしっかり固定するためのものだ。
着いた。ここには8分しかいられない。8分後に向かいのトンネルから東室蘭行が
出てくる。それまでに反対側のホームに移動していなければならない。
なんと、なんと、私のほかに、2名降りたではないか。
彼らはマニアのようだ。すかさず後ろに回り、発車する後ろ姿を撮影するポイントを
確保した。
えーッ、俺が写っちゃうジャないの。すかさず協調性を発揮して二人の方に走ってい
き、さらに後ろに回る。
発車した。真似して写した。ねッ、協調性があるでしょ。…。
なんて言っていられないのだ。
海抜48mとあります。
「北の無人駅から」によれば、以前この48m下の海岸に漁師の1家族が
住んでいたそうだ。凄い話だから一度読んでみてください。
キタ。帰りの車両だ。この人が走り回るんですよ。疲れました。
マスタードGUNなんて、邪魔なだけだった。
しみじみと、ヒグマの恐怖を味わいたかったんだけどなー。
8分が終了しました。
おもしろかったのは、3人で乗り込んだ時だった。
乗客たちが「へー、3人も乗ってきたよ」。と驚いていたことだった。
なんか変だけど、ちょっぴりうれしかった。
運転手さんに聞いたら、「いつもではないけど、たまーにいますよ。」と言うこ
とだった。
苫小牧駅18時08分着。5時間40分の旅でした。4230円?だったかな。
すれ違いの待機時間が結構ありました。
最近、電車には乗っていないのだが、不思議と飽きなかった。
「バイク&ライド」て言うのかな、結構ありですよ。