みぞれ交じりの峠越えの時、発生した。路面の状態が1㎜ぐらい
の、とろとろのシャーベット状になりだした頃に発生した。
プスプスいいだしたが、何とかだまして峠を登り切ったころだ。
スロットルが戻らない。全開のままで戻らなくなってしまった。
アイシング?(とにかく、こう呼ぶことにした)現象であることはすぐに気が付いた。
かれこれ30年前の4月、東北道の終点のインターに入ってすぐのことだった。
猛吹雪に合い古いキャブ車が、やはりプスぷス言い出した。止まると回復する。
後ろから道路公団の4駆が来て、後ろは閉鎖されたから、もう1台も来ないと言われ
すぐ先のパーキングまで、何とか行くように言われた。
原因は、仙台のスタンドマンが、好意で空気取り入れ口を、夏仕様に切り替えてく
れていたからだった。
と言う訳で、原因はスロットルバルブの凍結とすぐに感づいた。水が凍るのだ。
それしか考えられない。はるかに寒い時でも、晴れていれば起こらない現象なのだ。
だが水分はどこから入るのか?。
2枚の写真でもわかるとおり、スロットルワイヤーから入るとは思えない。
いや、少し入るのかな?。とりあえず、付け根をテントようのシームコートで、
コーチィングしてみよう。
あとはエアークリーナーの空気取り入れ口だが、湿度100%の空気はどうしようも
ない。残りは、このキャブを冷やさない方法しかない。